筆記開示ってなに?どんな効果があるの? 筆記開示は1,980年代に生まれた心理療法で、その方法は、「自分が体験したネガティブな経験を、感情や思考を包み隠さず書き記す」というもの。誰にも見られない日記にグチを書いたりとか、クローズドなブログに悩みを書き込んだりとか、そういった行為も筆記開示の一種といっていいかも。 とてもシンプルな手法ですが、すでに数百を超す実証研究がありまして、不安やうつ状態への効果が認められているとか。本書にいわく、 数々の研究により、筆記開示を行った被験者の多くがより幸福感を持ち、ネガティブな感情が減った。さらには、筆記開示を始めて数週間から数ヶ月で、うつ状態や不安感、感情の波がおだやかになる傾向も見られた (Lepore 1997)。その他の研究でも、全体的な幸福感の高まりや、認知機能の改善などが見られた(Barclay & Skarlicki 2009)。 とのこと
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