先見性が高い本音の発言で人気を集めるホリエモンが、自身初の本格教育論『すべての教育は「洗脳」である』(光文社新書)の中で、これからのビジネスで生き残るカギ、そして「幸せ」の本質について持論を語った。 「インターネットの発達と、LCCなどの低コストの移動手段のおかげで、僕たちは国境を無視して世界の誰とでも瞬時に交流できるようになった。国家は“想像の共同体”とも呼ばれましたが、まさに今、その枠組みは意味を失いました。名実ともに虚構の産物です。 その“国家幻想”の消滅と同時に、社会から『幸福の正解』もなくなりました。いい大学に進学し、いい企業に就職し、結婚ができれば安泰だという従来の幸せモデルはもはや機能しない。今、僕たちが向き合うべき課題は、『いかにいい大学に入るか』ではなく、『いかに自分だけの幸福を見つけ、追求するか』です」 国家が設定した義務教育を経て、健全な労働者となる――これまでの幸せ
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