Ginni Rometty, chief executive officer of IBM. Photographer: David Paul Morris/Bloomberg 米IBMは、アマゾンやグーグル並みに「クール」かつ「トレンディー」に見えるよう自社の魅力を高めミレニアル世代を引き付けられるよう取り組む中で、最大10万人をここ数年間で解雇した。元副社長が年齢差別訴訟でこう証言した。 IBMが人員削減で高齢社員を標的にしたとする複数の訴訟が起こされている。マンハッタンでは集団訴訟、カリフォルニア、ペンシルベニア、テキサスの各州では個人訴訟が提起されている。 IBMに24年間余り勤務した後、年齢を理由に解雇されたとしてテキサス州在住のジョナサン・ラングリー氏(61)が起こした訴訟の宣誓供述書で、アラン・ワイルド元人事担当副社長はIBMが「ここ数年間だけで5万ー10万人をレイオフ」した