米地方裁判所はRIAAに対し、同団体が提起した訴訟の被告であるオクラホマ在住の女性が負担したおよそ7万ドルの訴訟費用の支払いを命じた。RIAAは、著作権侵害行為を「間接的に」支援したとして同女性を提訴したが、結局訴えは棄却された。RIAAが訴訟費用の支払いを命じられたのは恐らく今回が初めてだろう。 全米レコード協会(RIAA)は、違法とされるファイル交換に対する法廷闘争を現在も続けているが、米国時間7月16日に「Capitol対Foster」と呼ばれる同訴訟の判決が下されるまで、同協会がその法廷闘争の過程で弁護士費用の支払いを命じられたことはいまだ一度もない、と弁護士のRay Beckerman氏は指摘する。同氏は、「Recording Industry vs The People(レコード業界対国民)」というタイトルのブログを通して、同様の訴訟を追跡してきた。 一方、RIAAも17日にC