新聞労連(日本新聞労働組合連合)新聞研究部が4日、「記者会見の全面開放宣言〜記者クラブ改革へ踏み出そう〜」を公表しました。今週、日本新聞協会にも提出するようです。 昨年の衆院選の前から民主党が首相や閣僚らの記者会見の全面オープン化を事実上の公約に掲げていたこと、にもかかわらず鳩山由紀夫首相の就任会見にネットメディアやフリーランス・ジャーナリストが出席できなかったこと、各省庁では岡田克也外相がクラブ側の慎重姿勢を押し切ってオープン化に踏み切ったのをはじめとして開放の動きが続いていることなどから、記者クラブ制度への関心がネット上などで高まっています。記者クラブをめぐっては「閉鎖的」「公権力との癒着の温床」との批判が古くからありました。記者クラブに加盟している新聞・放送の既存マスメディアが、総じて自らの報道では記者会見の開放や記者クラブ問題を積極的に取り上げているとは言いがたい中で、新聞社の各労