鏡に写った像を自分と認識するかどうかで、生物の自己認識の有無を調べるミラーテストは数十年にわたって研究分野で用いられていています。人間は生後18カ月ごろから鏡の中の像を自分だと認識するといわれており、人間の他にはチンパンジーやイルカ、カササギがミラーテストをクリアすると報告されています。しかし、新たに魚が「鏡で自分を認識した」とする研究結果が発表され、「自己認識には高い知能を必要とする」という前提が覆されたり、そもそも「ミラーテストは適切ではない」という可能性がでてきたとして、大きな議論を呼んでいます。 A ‘Self-Aware’ Fish Raises Doubts About a Cognitive Test | Quanta Magazine https://www.quantamagazine.org/a-self-aware-fish-raises-doubts-about-a
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