インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネット生活研究所は3月1日、代表的な携帯電話コンテンツビジネス関連企業と携帯電話コンテンツの利用者を対象に実施した、携帯電話コンテンツビジネスの現状調査の結果を発表した。 企業調査からは、ワンセグ放送や番号ポータビリティ(MNP)など、制度上でも市場再編につながる動きがあった2006年の携帯電話コンテンツビジネスの大きなトピックとして、(1)3G携帯電話の普及によるリッチコンテンツ化、(2)携帯電話向け検索サービスの登場による、従来の公式サイトにおける有料課金モデルの転機、(3)SNSやCGMなど、PCのWeb2.0が携帯電話にも波及、(4)ドコモとソフトバンクのHSDPA方式とauのCDMA200 1xEV-DO Rev.A方式の高速通信インフラの競争――の4つがあることが判明した。 ユーザー調査では、一般サイト(非公式サイト)の利用が、1
パイオニアは2月28日、PLC(Power Line Communication:電灯線通信)を利用するサウンドシステム「music tap」を発表した。昨年の「A&Vフェスタ」で注目を集め、「グッドデザイン賞」では金賞(ベスト15)を受賞したネットワークオーディオ。製品化に際しては、新たにiPod用ドックもオプションにくわえた。 サウンドステーション(手前)とネットワークスピーカーL(左奥)、ネットワークスピーカーS(右奥)。カラーはすべて艶消しホワイトで統一されている music tapは、コアとなるサウンドステーションとネットワークスピーカー2種(SおよびL)のセット。PLCを利用するため、それぞれの電源ケーブルをコンセントに繋ぐだけでネットワークが完成。ステーションに接続したミニコンポやiPod、PCなどの音声を離れた部屋でも音楽を楽しめる。「music tapの“tap”は、蛇口
■金融サービス業の人がマーケティングに取り組む時、まずは「定量的」な手法を好むことは以前にも書いたことがある。数字で結果が出るようなアンケート調査を行いたがり、それが複雑な解析手法で分析されていたりすると有り難がる傾向がある。 だが今のマーケティング界の1つの大きなテーマは「定性情報の活用」である。1つには定性情報をデータマイニングといった手法を使い分析するアプローチもあるが、もう1つは、定性情報を収集分析する専門マーケッターの養成が大きなテーマだ。今回はこの「定性情報の活用」について取り上げてみよう。 ●定性情報とは何か 統計的、あるいは情報学の分野では定性データ(qualitative data)とは、 ・名義尺度(性別、職業など) ・順序尺度(○○が一番好き・・、赤より黒が好き) ・態度尺度(○○についてどう思う・・・) の3つに区分する。この定性情報、とりわけ顧客のニーズや意見に関
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