掛川市南西郷の掛川花鳥園で十三日、強烈な異臭で知られる東南アジア原産の植物「ゾウコンニャク」が開花した。国内での開花例は珍しく、肉が腐ったような異臭が開花後四日間ほど“楽しめる”という。 サトイモ科コンニャク属の多年草で、塊茎(かいけい)という地中の茎が肥大してゾウの足に似ているのが名前の由来。塊茎が成熟すると紫茶色の花芽を出す。開花と同時に異臭を放ち、ハエなどの虫をおびき寄せて花粉を運ばせる。
![世界一の異臭植物 掛川花鳥園で初開花:中日新聞しずおかWeb](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c3259d1a98bcaca4b0926dd8010966d14b18c9e8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.chunichi.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2F0%2F6%2F9%2F8%2F06981a2aff202cc3cf571db92c2ae79c_1.jpg)
飯田市立動物園は、ライオンやクマといった大型動物がいた当時の様子を知るため、昔の写真や情報を募集している。担当の前裕治飼育員(37)は「カメラが普及していない時代の写真は難しいかもしれないが、エピソードも寄せてほしい」と呼びかけている。 動物園は一九五三(昭和二十八)年、総合レクリエーション施設として開園。ライオンやヒグマ、ヒマラヤグマなどがいたが、七九年に大規模地震対策特別措置法の強化地域に指定されたのを機に、猛獣のいない現在の都市型動物園に生まれ変わった。 同園には昔の写真や情報が少なく、二〇〇八年の開園五十五周年記念事業に続いて再募集することにした。期間は一九五三~二〇〇三年ごろで、前さんが本年度の調査研究としてまとめるほか、イベントにも生かす意向だ。
だいだい色のノリカイメンに寄生し、触手を伸ばすテンプライソギンチャク=鳥羽市鳥羽3の鳥羽水族館で(同館提供) 鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽三)で二十七日、新種として論文が発表されたばかりのイソギンチャク「テンプライソギンチャク」の公開が始まった。同館によると、世界中の水族館で飼育、展示されるのは初めて。「生態には謎が多く、飼育を通じて生態解明を進めたい」と話している。 ムシモドキギンチャク科に属する新種は三~四ミリと小さく、スポンジ状の海綿動物「ノリカイメン」にめり込むように寄生。だいだい色のノリカイメンから赤い触手を突き出した様子が、エビの天ぷらに似ていることから、東京大などの研究チームが命名し、今年四月に日本動物学会の学会誌で発表した。 鳥羽水族館で展示しているのは三百個体ほどで、今月八日に市内の離島・菅島の磯で、名古屋大臨海実験所の協力を得て採集した。餌は甲殻類のプランクトンを与えている。
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