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ブックマーク / zen.seesaa.net (49)

  • メディア・パブ: 反政府運動が拡大するアラブ諸国、自由度は低いがフェイスブック普及率は日本より高い

    チュニジアそれにエジプトで始まった反政府運動の嵐は、モロッコからイランまでの北アフリカ・中東全域に吹き荒れている。 Arab and Middle East revolt - an interactive map:ソースはGuardian 今回の反政府/民主化デモでフェイスブックの役割が大きかったので、その背景を追ってみた。 NBC News correspondentのRichard Engel氏が撮影。アラビア語で “Thank you, Facebook.”と書かれている。 多くのアラブ諸国では、いつまでも続く貧困と若者の失業で国民の不満が積していた。同じような不満を抱く国民間の連携を一気に広げかつ強める役割を果たしたのがフェイスブックで、大規模な反政府デモへと発展させてきたのだ。でもここまで国民の連携を生み独裁政権を崩壊させるほど、アラブ諸国でフェイスブックが利用されるとは・・・

    tsukunepapa
    tsukunepapa 2011/02/21
    反政府運動・革命の背景
  • メディア・パブ: ソーシャルメディアと市民ジャーナリズムが連携、中国の不法事件マップを作成

    中国各地で暴力的な住居強制立ち退き行動や衝突による流血事件が勃発している。政府系のメインストリームメディアでは、そうした事件をあまり大きく報道しないようだ。だがブログなどのソーシャルメディアや非政府系メディアは取り上げる。さらに市民の声も付け加えられて伝播していく。 一般の中国人は,政府管轄のメインストリームメディアよりも、ブログなどのソーシャルメディアを信用するようになっている。ソーシャルメディアのほうが世論形成にも影響力を持つ。それだけに政府もソーシャルメディアなどの動きを監視し、政府にとって都合のよい方向に世論を誘導させるために、必死にコントロールしている。FacebookやTwitter、YouTubeなどをブロックしているのもそのためでもある。 だが今や中国のインタネット人口は4億人を超える。ソーシャルメディアを思うがままにコントロールするのが難しくなってきている。“Bloody

    tsukunepapa
    tsukunepapa 2010/11/10
    反日デモの暴徒化以外もいろいろ。メインストリームメディアとソーシャルメディアの関係も興味深い。
  • メディア・パブ: 「Webが死んだ」を待ち望むのは伝統マスメディアか

    「ロングテール」、「フリー」、そして今度は「ウェブの終焉」。Wired編集長のChris Anderson氏が、2週間ほど前にWired誌特集で“The Web is Dead”を打ち上げることを予告していた。そして一昨日、その「Webが死んだ」を特集にした号が発行された。ネット上でも記事が公開されている。 新聞と違って雑誌では、このようなメッセージ性のある尖ったテーマで一つの号をあたかもジャックできるから面白い。というか雑誌はこのようなお祭りを、毎号やり続けなければならないのだが・・・。で“The Web is Dead”は今に始まった話ではないが、Chris Anderson氏が改めて打ち上げると、議論が一段と活発になるのだろう。今号のWired特集やそれを巡っての議論は日語でも出回っているはずだから、ここでは「ウェブの終焉」に乗じて復活を賭けるメディア産業の動きを追ってみる。 イン

    tsukunepapa
    tsukunepapa 2010/08/19
    iPhoneアプリやiPadアプリのようなモバイルアプリが、ユーザー参加型・ソーシャルWebを後退させる?
  • メディア・パブ: 勢い増すTwitterだが,米国では成長鈍る

    Twitterフィーバーが続いているようだが,米国では成長鈍化の兆しが見え始めている。 Twitterは,今年の年初から4月まで倍々ゲームに近い伸びを誇示していたが,5月に入って急ブレーキがかかり,その後も足踏み状態が続いている。 以下に,Compete,comScore,それにQuantcastの各調査結果を示す。Competeのデータでは,7月のユニークビジター数が2329万人となり,前月比1.25%増にとどまった。 comScoreのデータからも,北米市場が踊り場に入っていることが読み取れる。7月の月間ユニークビジター数が2125万人で,前月に比べ5,6%増になった。4月までの急成長が終わり,踊り場に入ったのかもしれない。ただし北米以外はまだ急成長の真っ只中のようだ。 Quantcastのデータでも,4月までのような急成長一辺倒の時期は終わり,5月以降は浮き沈みが見られるようになって

  • メディア・パブ: Twitterの成功事例(その2),ワイン売上が大幅アップ

    Twitter(ツイッター)成功事例の第二弾は,ワイン販売が大繁盛しているという話。 米SpringfieldでWine Libraryを運営しているGary Vaynerchuk氏(33歳)は,Twitterを駆使してワインの売上を急激に伸ばしている。ロシア移民の父から譲り受けたワインショップを,オンライン販売に切り替えていたのだが,Twitterが登場した2007年にすぐに飛びつき,ワイン販売に大きな弾みをつけたのだ。以下は,彼のTwitterアカウント(@gareveeの画面である。 Gary Vaynerchuk氏のTwitterへの入れ込みようは生半可じゃない。彼がTwitterに初めて接した時すぐに,Twitterがすごいマーケティング破壊力を備えていることを直感したという。それ以降.Twitterを中核にしたオンライン販促に励む。毎日,多くの時間をTwitterのために費やす

  • メディア・パブ: Twitterの成功事例,デルがTwitterを使って300万ドル売り上げる

    デル(Dell)がTwitterを活用して,300万ドルの売上を生みだした。Twitterによるマネタイズの成功事例と言えそうである。 デルの公式ブログによると,同社はTwitterを活用して,デル・アウトレットを200万ドル以上も売りさばき,さらに新製品の販売にも成功したという。デル・アウトレットは,クーリングオフ期間中の開封済みの返品製品であるが,工場にて完全な動作検証を確認した“新装整備品”として売り出されている。 同社は,デル・アウトレットに関する情報をリアルタイムに届けるために,Twitter(@DellOutlet)を2007年から利用している。Twitterによるバーゲン案内などを見たユーザーがDell.com/outletサイトにアクセスし,多くの人がアウトレット製品や新製品を購入したというのだ。そのTwitterのお陰で,これまで300万ドルの売上を達したと,公式ブログで

  • メディア・パブ: Facebook,米国での月間ページビューが近く1000億に

    何気なく、Compete社のTwitterアカウントの投稿を見ていると、次のようなメッセージが見つかった。ということで、またまたTwitterに踊らされる羽目に・・・。 一つ目は、Facebookの月間ページビューが1000億ページに近付いているという話。もう一つは、Twitterのユニークビジター数が1か月間で76%も急増したという話。このエントリーでは最初の話を、後半の話は次のエントリーで紹介する。 最初の話のリンク先に飛ぶと次の表が現れた。Competeの調査による、米国サイトの3月ユニークビジター数ランキングである。 Facebookは月間ユニークビジター数では約9100万人で4位であるが、ページビュー(PV)では916億ページ、総滞留時間では700万時間を超えて、共に全米トップになっている。 このペースでいけば、近く月間PVが1000億の大台に乗せる。 ユニークビジター数やページ

  • メディア・パブ: Twitterの異常なまでの成長、まだ続いている

    ひとつ前のエントリーで知らせたように、Twitterのユニークビジター数が1か月間で76%も急増したと、Compete社が発表している。そのTwitterのビジター数の年間推移を以下に掲げておく。 3月のユニークビジター数が1403万人と、一気に1000万人を突破している。この1年間で1202%と急増しているが、この1か月(3月)はさらに加速化し、わずか1か月間で76.8%も爆発的に増えている。少々割り引いてみた方が良さそうだが、それでも急増しているのは間違いないだろう。 ちょうど1か月前の記事でも、CNNやNYTなどのTwitterアカウントのフォロワー数(フォローしている人数)が異常なまでに増えていることを伝えた。その後1か月間のフォロワー数(Twitterholic.comのデータを使用)を追加して、グラフと表を、以下のように作り直してみた。 ●CNN、NYTの各Twitterアカウ

  • メディア・パブ: オンライン広告,不況にもかかわらず2桁成長を継続するかも

    深刻な景気後退で,広告ビジネスの見通しもますます暗くなってきた。新聞,雑誌,TVのメディア広告は,今年から来年にかけてかなり厳しくなりそうだ。米国でも,そして日においても。 さらに頼みの綱のネット広告にも,最近,暗い話が次々と舞い込んでくる。広告価格が急落しているとか,ディスプレイ広告売上が下降線を描き始めたとか,コストをかけてユニークユーザー数を増やしたのに広告売上が伸びないとか・・・・。 先ほど見つけたWSJの記事では,アドネットワークが苦戦している状況を伝えている。この2~3年,アドネットワークは大ブームで,今や米国市場では300以上もが乱立している。期待の有望サービスとして,VCも競って出資してきた。そこで盛り上がっていると思いきや,不況の荒波を受けたのか,うまく離陸できないネットワークが多いようだ。 例えば,JellyCloud(Redwood City, Calif.-bas

  • メディア・パブ: 囲い込みは客を逃がす,米Yahooがホープページの完全開放へ

    囲い込み路線は消費者から嫌われる・・・。と言うことで,米国のWebサイトは競って,開放路線を推進させている。 Yahooも2年前あたりから開放路線への切り替えを進めていたが,12日~13日に開かれた“OPEN HACK 2008”で,同社ホームページの開放を新たに徹底させることを明らかにした YahooホームページをユーザーがiGoogleのようにカスタマイズできるようにする。競合他社のwidget(ウィジェット)を貼り付けることができるのだろう。会場では,ビデオレンタルNetflixのwidgetをYahooホームページに張り付けて,ユーザーがアカウントや映画評価を更新できる様子をデモしていたという。Yahoo音楽セクションページに,iTunesとか Amazonのダウンロードストアを配することもできるのだろう。 このYahooホームページの刷新時期は明らかになっていない。Scott

  • メディア・パブ: ペイリン副大統領候補のABCニュースインタビュー,YouTubeがABCNews.comに圧勝

    この10日間,米大統領選挙での注目の的は,オバマやマケインでなくて,共和党の副大統領候補に指名されたサラ・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ州知事であった。 ペイリン,オバマ,マケインの各氏が登場するビデオが,この1週間でどれくらいWebで視聴されたかを,ビデオサイト解析のTubeMogulがはじき出している。その結果は次の通り。 ペイリン: 3800万回 オバマ: 2900万回 マケイン: 2500万回 ペイリン効果がはっきりと現れた。これまでWeb上ではオバマが優勢であったのだが。ペイリン効果がどこまで持続するかが,選挙戦の行方を左右しそう。 そのペイリンとの単独インタビューを,ネットワークTVで最初に行ったのがABCのWorld News with Charles Gibson( チャールズ・ギブソン)。このインタビュービデオをABCNews.com で視聴できるのは当然だが

  • メディア・パブ: AdWords形式のTV広告配信,Googleが米国で広告主に全面公開

    GoogleがAdwords形式のテレビコマーシャル(TV CM)配信サービス"Google TV Ads"を開始した。 同社が昨年6月から招待オンリーでβ版テストを行っていたが,5月1日から米国の広告主に全面公開することになった。広告主は,既存のAdWordsアカウントからTV CMキャンペーンを打つことができるようになる。 Google TV AdsのAdWords風ユーザーインターフェースは,デモビデオで見ることができる。その中のスナップショットを以下に。 ●TV局と時間帯を選択 ●ターゲットを選択 Googleはオンライン広告手法を採り入れて,従来メディア広告ビジネスにも着々と進出してきている。 ◇参考 ・Place ads on television with Google TV Ads(Inside AdWords)

  • メディア・パブ: SNSの先行者優位市場,英国で完全に崩れ勢力図が変わる

    SNSはネットワーク外部性が強く働き,先行勝者が圧倒的に有利である。一般にその傾向が強い。だが,先行勝者がいつまでもトップの座に安住できるわけではない。 英国のSNS市場で昨年,このSNSの先行者有利がものの見事に崩れてしまった。1年前まで英国市場で,2位以下を大きく引き離して独走していたMySpaceが,ユニークユーザー数で五分の一であったFacebookに大逆転を喰らったのである。 Nielsen Onlineの英ソーシャルメディアサイト調査によると,2007年1月の月間ユニークユーザー数は,MySpaceの551万人に対しFacebookが105万人と,約5倍の大差がついていた。それが1年後の2008年1月には,MySpaceが前年同月比9%減の503万人ともたついている間に,Facebookが同712%増の853万人と爆発的にユニークユーザー数を増やし,大逆転劇が演じられたのだ。

  • メディア・パブ: ジャーナリスト風ブロガー“jounablogger”(その2):評価高まる

    メインストリームメディアと個人ブログとの間に, ジャーナリストっぽいブロガー“jounablogger”が活躍する新興のブログパブリシャー(出版社)が出現している。米国の技術系分野のメディアマップをそのように描いてみた。 そこで知りたいのは,新興ブログパブリシャーの記事がどのように評価されているかである。そのためには,ニュースアグリゲーターでの掲載回数を調べてみるとおもしろそうだ。幸い,技術分野には定番のニュースアグリゲーターが存在する。Techmemeである。選択するニュースの速さと質,話題性が優れているため,ネット業界のキーパーソンやインフルエンサーがよく閲覧しているサイトだ。日にもファンが多い。 Techmemeは,Google Newsなどと同様にアルゴリズムに従ってニュースを掲載していくニュースアグリゲーターである。同サイトの特徴はテクノロジー分野に特化していることと,メインス

  • メディア・パブ: パソコンの“SNS疲れ”からケータイの“SNS元気”へ

    SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)疲れ”の話がネット上を駆け巡っている。 英国のSNS状況をGuardian(guardian.co.uk)を次のように伝えている。MySpaceもFacebookも,2007年12月から08年1月にかけて5%もトラフィックが減った。英国で人気の高いBeboも前月比2%減である。月間ユニークユーザー数も陰りが見える。17ヶ月間連続して増え続けてきた絶好調のFacebookですら,先月は英国で40万人ものユニークユーザーを失った。 米国市場でもこれまでの急成長にブレーキが掛かり始めているようだ。Techcrunchは,“Facebook Fatigue?”が米国で始まったのではとの懸念を示している。comScoreの統計データによると,Facebookの月間ユニークユーザー数は,08年1月が3390万人と07年12月の3470万人から2ポイント

  • メディア・パブ: ジャーナリスト風ブロガー“jounablogger”(その1):米国の技術分野メディアで台頭

    ジャーナリストのようなブロガーが,米国では増え続けている。特に,IT系技術分野やネットビジネス分野,政治分野において,その傾向が目立ってきた。 数年前まで米国でも,ジャーナリストとブロガーとの棲み分けは明確であった。ジャーナリストは主にメインストリームメディアの記者をさし,個人的立場で好きなことを書くブロガーとは一線を画していた。 ところがこの3~4年の間に状況が大きく変わってきた。分野によっては,マスメディアの存在を脅かしかねないブログが次々と生まれてきているからだ。それに伴い,ジャーナリストとブロガーの境界線があいまいになってきている。たとえばIT技術分野に限ってみれば,ブログ(つまりブロガー)が発するコンテンツがメインストリームメディア(つまりジャーナリスト)のそれよりも優れていることは珍しくなくなっている。 以前のエントリーでも書き留めておいたのだが,米国では商業のブログ出版が相次

    tsukunepapa
    tsukunepapa 2008/02/27
    jounablogger
  • メディア・パブ: メディア職とマーケティング職,就業状況で明暗がくっきり

    米メディア業界の労働需要は悪くなる一方だ。Ad Ageによると,メディア業界の就業者数は過去15年間で最低となり,2007年末に88万6900人へと落ち込んだ。片や広告/マーケティング業界の昨年末就業者数は過去最高に達した。 昨年は,両業界の明暗がくっきりと現れた。2007年末の就業状況を1年前(2006年末)と比べてみると,米メディア業界では就業者数が1万4100人も減っている。逆にマーケティング業界で働く人はこの1年間で2万1900人も増えた。 この1年間の就業者数の増減を,両業界の業種別に示した表を以下に示す(Ad Age DataCenter調査)。 (ソース:Ad Age DataCenter, Bureau of Labor Statistics) メディア業界では,やっぱり新聞の凋落が悲惨だ。年間で1万6900人も新聞業界で働く人が減っている。今年に入っても,レイオフの嵐が吹

  • メディア・パブ: ソーシャルメディア疲れを可視化する

    効率のよい情報収集や情報整理,情報発信を実現するツールが次々と生まれている。「ライフハック」とやらを紹介する書籍や雑誌が氾濫しているし,ブログにもライフハックの自慢話が溢れている。 インターネットを利用した「ライフハック」も盛んなようだ。ブログやSNSRSSリーダー,ソーシャルブックマーク,ソーシャルニュース,コンテンツアグリゲーター,ツイッター,ドキュメント/カレンダ共有,動画/写真共有,ToDo管理などと,次々と効率よく仕事を成し遂げるためのツールが生まれている。 確かにRSSリーダーを使い始めた時は,効率よく情報を収集できるので感激したものだ。ところが,面白いブログやニュースサイトをドンドン登録していくと,RSSリーダーと付き合う時間が増えていく。さらに見逃していた優れた情報に効率よく接するために,新たにソーシャルブックマークやソーシャルニュースサイトなどのサービスも使うようになる

  • メディア・パブ: ロングテールのブログ vs ショートヘッドの主流メディア

    ロングテールグラフで見れば,大手メディアがヘッド部分を,ブログがテール部分を占める。想定できる分布である。 ブログ検索エンジン企業のTechnoratiのデータでも,定量的にそのような結果を示していた。Technoratiの公式ブログの中で,Dave Sifryが次のようなグラフを提供してくれている。(クリックで拡大表示できるが,文字が読みづらい)。 これはメインストリーム・メディア(MM:大手メディアのことで,伝統的な新聞やテレビなど)サイトとブログを対象に,インバウンドリンクを張っている外部ブログ数を比較したグラフである。上位サイトほど,多くのブログで引用されていることになる。つまり影響力のあるMMやブログと言える。 ここでは,1~50位と51~100位を示しているが,お馴染みのロングテール・グラフとなっている。MMが青棒で,ブログが赤帽になっている。上位は,圧倒的にMM(青)が占めて

  • メディア・パブ: 日本語化で過熱するセカンドライフ,その実態は?

    3次元仮想世界サービスSecond Lifeの日語版が先週末の13日に始まった。Second Life事業を仕掛けようとする関係者にとっては,待ちに待った登場である。 でも日語版サイトが現れる前から,既に国内のSecond Life(SL:セカンドライフ)ブームはかなり過熱気味だ。新聞や雑誌にはセカンドライフを盛り上げる記事で溢れているし,書店に行けば入門書や解説書が数多く並ぶ。メディアと歩調を合わせて,広告,教育/セミナー,コンサルティング,システムなどの関連企業も,SL関連事業で一儲けを企む。もちろん調査会社も後押しする。みずほコープレート銀行産業調査部は,来年末にも,SLの加入者数が2億5000万人に迫り,仮想通貨の年間総取引量が1兆2500億円に達すると予言する。 こうなると一般企業も,SLでの事業準備をせき立てられる。一般のインターネットユーザーもアバターで仮想社会を経験して