米主要メディアのCNN(電子版)によると、欧州の航空機大手エアバスが自動操縦で飛行する空飛ぶタクシーのコンセプトデザインをインターネットサイトで公開した。2020年までの実用化を目指し、2017年末までに試作機を製造する方針だという。 エアバスが開発を進める超小型の自動操縦旅客機「バハナ」は、新たな交通システムとして期待を集める。 世界各地の都市部では、渋滞が大きな社会問題になっており、渋滞のない空を活用するアイデアだ。 CNNによると、バハナは垂直の離着陸が可能で、座席上にあるカバーが開閉して乗客が乗り降りする仕組みだ。 コンセプトデザインではプロペラで空を飛ぶ仕組みで、動力には電気モーターなどが使われるようだ。 同社では、自動車大手やIT企業が開発を急ぐ自動運転車のように、自動操縦で衝突も回避する飛行機の開発を目指している。1機あたりの乗客は1人という。 エアバスは1億5000万ドルを