2008年に日本へ移住し、東京のインディー・シーンでも〈群を抜いた逸材〉として一部で圧倒的な支持を集めてきた韓国系アメリカ人ミュージシャン、ダニエル・クオンがニュー・アルバム『ノーツ』を11月25日にリリース。収録曲“Hop Into The Love Van”の試聴音源がSoundCloudで公開中だ。郷愁を誘うメロディー、フィールド・レコーディングを採り入れた風通しの良い音像、エミット・ローズと『Sung Tongs』期のアニマル・コレクティヴを同時に彷彿とさせるヴォーカル及びアレンジが施された、美しくもストレンジなサウンドが1分弱の短い断片に詰まっている。 ダニエル・クオンの経歴を手短に辿ると、Lampの染谷太陽がネット上にアップされていた彼の楽曲を発見し、そこから育まれた交流をきっかけとして2007年に初来日が実現。翌2008年から本格移住し、アンダーグラウンドなシーンで存在感を示