根本復興大臣は、3日から旧ソビエト・ウクライナのチェルノブイリ原発を視察し、原発事故からの復興に向けた福島での取り組みに生かすため、放射性物質の影響から住民の健康を守る対策や除染の方法などについて、担当の閣僚や専門家らと意見を交わすことにしています。 政府は、原発事故からの福島の復興に向け、放射線量の高さに応じて避難区域の見直しを行い、住民を帰還させる取り組みを進めていますが、除染の進め方や、住民の長期的な健康管理などが課題となっています。 こうしたなか根本復興大臣は、3日から5日までの日程で、27年前、史上最悪の原発事故が発生した旧ソビエト・ウクライナのチェルノブイリ原発を視察するとともに、原発問題を担当するウクライナ政府の閣僚や専門家、それに、被ばく者を支援する団体の代表らと会談することにしています。 そして、比較的放射線量の低い周辺の地域に移住した住民に対して、医療などの面でどのよう