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オバマと考察に関するuduki_45のブックマーク (2)

  • 「チェンジ」なき再選、オバマ辛勝の意味

    何とも危ない僅差の勝利でした。まだ、最終的な得票数は未確定ですが、獲得選挙人数は優勢であったものの、それで大勝という印象を持つとしたら違うと思います。純粋な全国での得票数(ポピュラー・ボート)では紙一重の差という感触だからです。 いずれにしても、2008年には「チェンジ」というスローガンを掲げて全米でブームを起こしたバラク・オバマの政権は2期目に入ることになりました。アメリカの大統領が再選されて2期目に入るという例では、1984年のレーガン、1996年のクリントン、2004年のブッシュと同じことになったのです。 ちなみに、レーガンとクリントンの再選は現職への圧倒的な信任というべき「地滑り的勝利」でした。また、2004年のブッシュの再選は、僅差の勝利ではありましたが、国論を二分した「イラク戦争」を争点とした中で現職が信任されたという事実は重いというのが、歴史上の評価になると思います。 ですが

  • 時間をかけた妥協として完成した「9.11メモリアルパーク」

    11日の日曜日は、9.11のテロ事件からの10年目ということで、アメリカではニューヨークをはじめ、各地で追悼の行事がありました。特にニューヨークの「グラウンドゼロ」では、オバマ大統領夫、ブッシュ前大統領夫が列席する中、弔鐘によって示される黙祷の時を6回はさんでお昼まで犠牲者氏名の読上げが行われました。その間に挿入された、音楽と詩の朗読も効果的でした。 ブルームバーク市長は個人的な信念に基づいて、この10年間、式典から宗教関係者と政治的演説を厳格に排除してきており、今回はその点がずいぶん議論になりましたが、式としてはやはりこれで良かったと思います。オバマ、ブッシュの「朗読」については、オバマの方にはやや不自然な宗教色があり、ブッシュの方は実は詩ではなくリンカーンによる戦没者遺族への手紙を朗読するというものでしたが、この両者に関しては許容範囲だったのでしょう。 追悼式の会場となったのは、こ

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