プラスチックゴミなどの持ち込みが問題となっているどんど焼き(15日、札幌市豊平区の豊平神社で)=栗原怜里撮影 正月飾りを焼いて1年の無病息災を祈る伝統行事「どんど焼き」が小正月の15日、道内各地で行われた。 わらのしめ飾りなどとともに、鏡餅のプラスチック容器や日用品なども持ち込まれ、神社関係者らを困らせている。 豊平神社(札幌市)のどんど焼きには例年、約5000人が訪れ、約1トンの正月飾りなどが持ち込まれる。しかし本来焼納できないプラスチックのおもちゃや納豆の容器、本などの日用品や家庭ごみが3~4割を占める。神社では毎年10~15万円の費用を負担し、業者に引き取らせている。 今年も目立ったのは鏡餅。本来持ち込めないのに、カビが生えたりした鏡餅や、鏡餅が入っていたプラスチックのパックが持ち込まれた。正月飾りも、最近はプラスチックやビニールでできたものが多く、焼納に適さない。 同神社の宮司、三