橋下徹前大阪府知事の私設秘書が、橋下氏の政治資金パーティー券あっせん者の関わる複数の企業が所属する建設業者団体「大阪府まちづくり建設協会」と大阪府との窓口をつくるよう働きかけを行っていたことが12日、日本共産党大阪府議団の調査で明らかになりました。 党府議団調べ 同協会は「大阪府同和建設協会」を前身とする団体。府に働きかけたのは前知事私設秘書の奥下剛光氏です。 大阪府のホームページによると奥下氏は、2009年3月18日に当時の秘書課長を通じ、同協会の「府の応接窓口の整理について相談」しています。これを受けて翌19日に同協会から「中小零細企業の実情を府に伝えたい」との申し出があり、府の人権室が面談し、対応窓口を整理することになったとしています。 党府議団の問い合わせに人権室は、「契約局、都市整備部、住宅まちづくり部と合同で応接するよう調整したが、応接は実現しなかった」と回答しました。 受注会