8月19日、来春新たに配分される羽田空港の国際線発着枠をめぐり、ANAホールディングス(ANA)と日本航空(JAL)の主張が対立している。写真は8日、同空港で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 19日 ロイター] - 来春新たに配分される羽田空港の国際線発着枠をめぐり、ANAホールディングス<9202.T>(ANA)と日本航空<9201.T>(JAL)の主張が対立している。 JALの再建で競争環境が歪んだとするANAは、発着枠の傾斜配分によって格差を是正すべきと主張。一方、JALはこれまで通り均等配分されるべきだと訴える。国土交通省による配分の結果次第で、両社の収益力や国際的な競争関係に変化をもたらす可能性があるだけに、航空行政の判断に注目が集まっている。 「できれば全て欲しいと申し上げている」─。ANAホールディングスの伊東信一郎社長は8日の定例会見で新たに配分さ