来年2月5日投開票の京都市長選で、立候補を表明している共産党推薦の弁護士中村和雄氏(57)は21日、公約を発表し、大阪市の橋下徹市長について「脱原発の点で考えが一致している」と話し、選挙協力を求める意向を明らかにした。 橋下市長は、京都市が関西電力の株式を保有していることから、市長選で脱原発依存に向けた株主提案権行使の是非を争点化すべきだとの考えを示している。 中村氏は「支援してもらえるか分からないが、脱原発に向けて協力したい」と述べた。 再選を目指す現職の門川大作氏(61)=民主、自民、公明推薦=は「原発に依存しない社会の早期実現」として再生可能エネルギーの導入拡大などを掲げている。(共同) [2011年12月21日18時46分]