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ブックマーク / ilya0320.blog14.fc2.com (9)

  • マンガ☆ライフ |『艦隊これくしょん』のソーシャルな魅力について

    『艦隊これくしょん』の金剛ちゃんは「TPOをわきまえたらセクハラしてもいい」と言ってたから、檜風呂にタイル敷き詰めて「セクハラしてもいい雰囲気の場所」を作ろうとしたら、特注家具職人が必要と言われた者です。 DMMに課金するのは癪だが、当に場所を整えたら金剛ちゃんにセクハラしてもいいのだとすると俺は課金することに一切の躊躇がないのだがなぁ。 という話をしたところで、『艦隊これくしょん』の話をするのだが、『艦隊これくしょん』が今盛り上がっている。 上に書いたように俺ももちろんプレイしているのだが、この『艦隊これくしょん』はゲームとしては結構単純な作りだ。 艦隊を編成して出撃しステージをクリアする。基的に艦隊これくしょんでやることはこれだけだ。 手に入れた艦むす達を育てたり、資源を使って新しい艦むすを迎えたりして戦力を増強していく部分はあるけれど、それはあくまでステージ攻略のための過程にしか

  • マンガ☆ライフ |最も古くて最も近く、そして最も新しい『攻殻機動隊ARISE』について

    攻殻機動隊ARISE』が二週間限定で劇場公開してきたので見に行ってきたのだが、これは歴代で一番士郎正宗の匂いのする『攻殻機動隊』であると同時に、「今だからこそ説得力がある形で提示出来る、最も古い時代の攻殻機動隊」だという印象が強く残る。 攻殻機動隊シリーズは士郎正宗の同名作品を原作とし、今までの間押井守と神山健治という二人のアニメ監督に縁って映像化されてきた。 押井守の作った『GHOST IN THE SHELL』は原作にも存在する「人形遣い」というAIのゴーストとの対話の中で、肉体を持たないAIに存在する意志の所在を問いかける作品であり、そのゴーストとの対話を経て描かれた『イノセンス』では人間の持つ身体というハードウェアと意志というソフトウェアの相互関係のドラマとなっていて、「意志とは何か」という事を命題として追い求めてきた押井守らしい作品群となり、日よりも海外で高く評価され、様々な

  • マンガ☆ライフ |『μ's 3rd Anniversary LoveLive』を見てきたという話

    『μ's 3rd Anniversary LoveLive』に行ってきた。 ライブには外れたがライブビューイングの決定によりライブビューイングでの鑑賞ということになったわけなのだが、素晴らしいな今回のライブ。今までで一番面白かったんじゃないだろうかと思うのだわ。 『ラブライブ』のライブの何が素晴らしいかといえば、あくまで「μ'sのライブである」という体裁でライブをやっているということであり、出演者こそ全員μ's9人の声優のわけなのだが、要所要所でキャラクターの名前で呼び合ったり、MCとしてもそこを前提にしたトークになっていることなど、「声優ユニット・μ's」ではなく「スクールアイドルユニット・μ's」としてステージに立っていて、だからこそ「μ'sが踊れるもの」はレッスンを積み重ねて踊れるようになるという全力のパフォーマンスが成立すると思うのである。 そうした全力のパフォーマンスという奴で「

  • マンガ☆ライフ |俺がアニメ版アイドルマスターをアイドルアニメとして見れない理由について

    ふと思うところがあったのでアニメ版『アイドルマスター』ことアニマスを何回か見直していたんだけど、俺はやっぱりアニマスをアイドルアニメとしては全く見れなかったし、この子達がアイドルとして演出されているように見えなかった。 当時から「アイドルアニメなのに、アイドルに全く見えない」という事には違和感を覚えながらも、まあ出来は良かったので褒めてはいたんだけど、改めて見直した結果、このアニマスという作品は「ショービズ業界に身をおくもの=プロとしての自覚と覚悟」が一切描かれていないから、アイドルアニメとして見れないのではないかという結論に至った。 アイドル業界というものがショービジネスの世界であるということについて異論を挟む人はいないと思うのだが、このショービジネスの世界というのは人を集められるのかということが重要だ。そして「人を集められるかどうか」ということと「技術的な凄さ」というものはあんまり関係

    uduki_45
    uduki_45 2013/04/20
    どちらかというとカレイドスターとかプリンセスチュチュとか、ある種のスポコンものに近いかもしれない
  • マンガ☆ライフ |『ゼノグラシア』と無条件に貶される風潮について

    アイドルマスターゼノグラシア』を貶すことは様式美的なギャグであり、『ゼノグラシア』は誰もが無条件にけなしていいと考えている人達がいるのだが、そういう人達が『ゼノグラシア』を貶したり、駄作であることを前提としたギャグとして用いる度に俺のような気でゼノグラシアが好きな一部のファンが迷惑を被るという構図は当にどうにかならないものか。 いや貶したくなる側の人間の心境は良く理解できる。 俺もアーケードで稼働していた頃からのファンであり「アイドルマスターがアニメ化!」と聞いて喜んだ一人だから。蓋を開けてみれば声優は全部変わってるし、設定も変わってるし、そもそもロボット物でSFだしで「アイドルマスターらしい要素」というのは名前ぐらいのもので、そもそも「アイドルマスター」という言葉の意味するところも大きく変わっていた。 そういう「自分が好きなアイドルマスターがアニメ化すると思ったら、首だけすげ替える

    uduki_45
    uduki_45 2013/04/10
    2回めのアニメ化からモバマスの流れで今は主流のコンテンツになっているけど、これがなければもう少し早くブームに出来たんじゃないかな 作品そのものは舞-HIME見ていたら別にどうということもない
  • マンガ☆ライフ |『ラブライブ』最終話に見る「周囲を巻き込んでいく」高坂穂乃果の魅力と「それでもやるかどうか」という問いかけについて

    あるいは私がいかにして高坂穂乃果に振り回されるようになったのか。 電撃ラブライブ三学期を購入して読んでいたのだが、花田十輝と公野櫻子のインタビューまで取ってきていて、ようやく雑誌として面白くなったなーと思うんだけど、最初からこういうものを出しておけば文句言われなかったのに!と思うのは俺だけか? キャストインタビューまでちゃんと取ってきているのも素晴らしいけど、個人的には原案者である公野櫻子のインタビューを取ってきて、企画について言及させてるところは褒めておきたい。 二年組が公野櫻子のいつものキャラ造詣というのは「ですよねー」という感じなのだが、キャラクター一人一人についてもちゃんと言及していて読み物として大変面白い。 特ににこについてはアニメ版と原案者の中であんまりずれがない感じで、「花田十輝的には性格改変だけど実はそうでもなかった!」という展開になっていて愉快な結果だなーと思う。まあ俺も

  • マンガ☆ライフ |失敗からの覚悟を描いている漫画版『ラブライブ』の魅力について

    漫画版『ラブライブ!』はたまに引用するのに未だに一度も書評を書いたことがないのでいい加減書いておくこととする。 はてブで「公野櫻子の名前もちゃんと書け!」と書かれてたのでちょっとだけ加筆。 ■ アニメでも人気になっている『ラブライブ!』は電撃G'sマガジンの読者参加型企画であり、アニメ版もまたその企画の一部を担っている作品だというのは何度も書いてきたことなのだが、『ラブライブ』のメディアミックス作品としてアニメ版の他に公野櫻子原作の元、鴇田アルミが執筆している漫画版というものが存在している。 この漫画版『ラブライブ』は「廃校の危機に陥った音乃木坂学院を救うためにスクールアイドルを結成する」という骨子は変わらないものの、アニメ版では四話から加入した花陽・凛が最初からメンバーにいたり、メイド喫茶でバイトしているのがことりじゃなくなっていたり、にこの性格がアニメ版でいう「アイドル状態」の時だった

  • マンガ☆ライフ |『ラブライブ』八話の「何がしたいのか」という問いかけと無音の演出について

    アニメ版『ラブライブ』八話が素晴らしい出来だった。 今までもPVの頃に挿入されていた日常のエピソードを盛り込んできたりとファンサービス的な面白さは随所に見られたが、一話丸々『僕らのLIVE 君とのLIFE』をセルフリメイクともいうべきことを行い、シナリオと組み合わせてくるとは恐れいった。 まあライブの演出とPVの演出は似ているようで違うものなので、今回の映像はセルフリメイクと言うよりは「ライブ風に再演出した」という方が正確なのではないかと思うのだが、何にしても今までやってきたことを象徴するような面白さであり、まさしく一つの集大成というべき内容だった事は間違いないだろう。 もちろん今回の八話が素晴らしいのはそれだけではない。 映像作品として高い完成度を持って面白さを演出してのけたわけだが、特筆すべきはやはり「あなたは何がしたいの?」という問いかけから始まる「自分の質と欲望に向き合う」という

  • マンガ☆ライフ |アニメ版『ラブライブ』はデタラメアニメではないという話

    この形式のタイトルを使うのは久しぶりのような気もする。 まあ最近は考えるのが面倒くさくて仮題であげていたので当然と言えば当然であるが、そもそもこのタイトル自体も仮題として考えていたものだった気がするのだが、まあその話はいいや。 先日アニメ版『ラブライブ』に関する記事でこのような記事を見かけた。 藤四郎のひつまぶし-なんでみんなラブライブ!ってデタラメアニメ見てるの? 脳がスポンジなの? この記事を見かけたのがTwitterだったのでそちらでも反論させてもらったのだが、この記事は非常に不誠実かつデタラメな見方をしている記事だなーと感じる。 俺は約一年ほど前にこの果てしなく続くラブライブ坂を歩み始めた過去があり、一ヶ月ほど『ラブライブ』だけで更新している人間なので贔屓目で見ている部分は間違い無くあるのだが、少なくともこの記事で書かれている事の方がデタラメに読めるし、誠実さを感じられないと思うの

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