タグ

ブックマーク / wallstny.exblog.jp (4)

  • ウォールストリート日記の8年間 | ウォールストリート日記

    当ブログは、「ウォールストリートの現場から、業界の関心事や実情を出来る限りフェアに伝えることで、日で当業界に関心がある人の役に立つ」ことを主な目的として来ました。その為、「投資銀行」や「ヘッジファンド」と言った業界の内情から、ウォールストリートでのキャリアの話まで、幅広く取り上げて来ました。 私自身は大した知識や実績はありませんが、NYや香港で10年超、現地人として働いた経験を通じて得た「現地の雰囲気」が少しでも伝わっていれば、大変嬉しく思います。以下では、そんな「ウォールストリート日記」作成の経緯を、各「カテゴリ」の内容説明と合わせて、振り返ってみたいと思います。 投資銀行とLBOとは何か? 「ウォールストリート」とは、英語で「証券業界」と同義の言葉です。ブログを開始した当時、私はニューヨークにある投資銀行(証券会社)で働いていました。 当時、就職活動中の後輩などから、「業界の内情が良

    ウォールストリート日記の8年間 | ウォールストリート日記
  • 中国の夢、日本の希望 | ウォールストリート日記

    5月中旬からの大幅な調整を受けた後であっても、6月中旬の現時点でTOPIX(東証株価指数)は、年初来23%上昇しています。その反面、香港のハンセン指数はマイナス7%、上海株式指数もマイナス5%となるなど、パフォーマンスは対象的です。(経済危機発生前の2007年初からの比較だと、TOPIXはまだ5割弱マイナスなのに対して、ハンセン指数は1割弱上昇していますが。) 2013年5月のThe Economistでは、中国と日に対する欧米からの最近の見方について、隔週で、カバー記事で取り上げていました。月初の中国に関する記事は、「チャイニーズ・ドリーム」についての話であり、中旬の日についての話は、「日の希望(と過剰なナショナリズムへの警鐘)」と言ったような内容でした。 それらの記事にも触れながら、最近の海外投資家の中国と日への見方と、最後に若干、株主資主義の評価と価値について、感じるところ

    中国の夢、日本の希望 | ウォールストリート日記
  • 中国バブル崩壊のトリガー | ウォールストリート日記

    香港・中国から直行便で16時間、地球の裏側であるNYで、マクロのヘッジファンドやPEファンドなどに勤めている元同僚達から「1億ドルの質問」として一番よく聞かれたのは、相変わらず「中国経済のバブルは、いつ、どのように崩壊するのか」という話でした。 ウォールストリートがこのように中国に高い関心を示すのは、中国のGDPが世界第二位の規模であるという事よりも、むしろそのような巨艦が、今まで年間10%前後のペースで成長していた為だと言える気がします。これはつまり、世界経済の「成長幅」の多くを中国が占めていたことを意味しており、これは単に「現在世界第二位の規模」、という事よりも、遥かに重要です。 (だからこそ、今でも「世界大三位」の経済大国であるはずの日には、全く関心が集まらないわけですが、そうした話は「海外から見た日・アジア」というカテゴリーを新作して、ここ数年で何度も書いて来た通りです。) ち

    中国バブル崩壊のトリガー | ウォールストリート日記
  • 中国は世界を救・・・えない? | ウォールストリート日記

    第1四半期の株式市場の上昇が、たった1ヶ月でもろくも吹き飛ぶ様を目の当たりにした市場では、「6月危機」という言葉が最近よく聞かれます。これはここ数年、年央に何らかの政治的危機によって市場が暴落した経緯があるためと思われますが、今年は昨年2011年に引続き、ギリシャの財政危機とEURO圏崩壊の可能性から目が放せない状況になっています。 リーマン危機が発生して以来、「世界経済の命運は中国が握っている」という言葉が、ウォールストリートや金融メディアの間で、頻繁に聞かれて来ました。日を抜いて世界第二位の経済大国となり、それでも10%近い実質GDP成長率を維持し続けて来た中国のみが、世界経済をけん引する力を持っているという期待をこめてのことだと思います。 しかし足元の経済情勢を見てみると、ヨーロッパの経済が、財政危機の結果もたらされた緊縮財政によって急速に冷え込む中、中国の景気も、明らかな減速傾向

    中国は世界を救・・・えない? | ウォールストリート日記
  • 1