台風21号が沖縄県の南の海上に停滞している影響で、鹿児島県の与論島では、ガソリンを積んだタンカーが入港できず、島ではガソリンが売り切れ、手に入らない事態になっています。 鹿児島県の与論島では、月に1回か2回の割合でガソリンの販売会社が、一度に70キロから100キロほどのガソリンをタンカーで運び、島内に7か所あるガソリンスタンドに販売しています。 この会社によりますと、今月11日に与論島に入港する予定だったタンカーが、台風21号の影響で港周辺の波が高く、入港できない状況が続いているということです。 このため、島では14日から一部のガソリンスタンドでガソリンが売り切れはじめ、15日、すべてのスタンドでガソリンがなくなったということです。 タンカーは、現在、奄美大島の近くに停泊していますが、台風21号の影響で、今月20日ごろまでは与論島に向けて出発できない見込みで、島の車やオートバイは、現在、積