滋賀県湖東地域の県立高で6月中旬、生徒の氏名や登校状態など教諭が記した個人情報がスマートフォン(多機能携帯電話)無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じてインターネット上に流出していたことが1日分かった。 高校によると、流出したのは、教諭が生徒との個人面談時に記したノートの内容。約30人分の氏名、家庭環境、不登校傾向や悩みを含む心身の状態、性格などが記されていた。画像などの形で流出しており、ページを撮影した可能性がある。 高校側は流出を一部確認したが、約30人のうち何人分が流出したかや、どの程度拡散しているかは把握できていないとしている。 高校の説明では、教諭が14日にノートを教室に置き忘れ、17日に生徒の1人がノートを見つけて持ち帰った。この生徒は別の複数の生徒にノートを見せており、高校は、このうちの誰かがLINEに流したとみている。 19日に保護者から流出の指摘があり分かった