「釣り見出し」とは何か 「その見出し、なんか釣りっぽくないですか?」 トピックスで編集作業をしている時にメンバーからこんな声があがることがあります。トピックス編集部では、トピックスの見出し(タイトル)を決める際に必ず、作成した人が案を提示してメンバーに意見を求めることにしています。そのまますんなり通ることも少なくないのですが、見出しを最初に作成するメンバーは記事を読んでから見出しをつける流れになるのに対し、他のメンバーは見出しを読んでから記事を読む逆の流れになります。このフローの逆流が、上記の指摘につながり、修正をすることになります。 「釣り見出し」とはいったい何か。定義はいろいろあるでしょうが、ここでは「間違いとは言い切れないけれど、見出しを見た印象と記事を読んだ印象がかけ離れている見出し」とします。 長期的にみるとマイナス 「釣り見出し」は、パっと見た印象にインパクトがあったり興味を引
ヤフーがどのようにFlickrをダメにしたのか? スタートアップが大企業に買収されるということ 2012.06.14 11:309,647 そうこ ウェブのスタートアップは2つのものでできている、人とコードだ。コードを書く人と、人々を豊かにするコード。コードは詩のようだ。決められたいくつかの条件を満たしながら、殻をやぶりつつ芸実的な表現をする。コードは、何かを起こすことができる芸術だ。純粋にアイディアから生まれる、全く新しい何かの集まり、それがコードだ。 これは、そんな素晴らしいアイディアの話。今までに誰も経験したことがなかった、今日のインターネットの形を変えた瞬間の話。これは、Flickrの話。いかにしてヤフーがFlickrを買収しダメにし、検索機能もろともめちゃくちゃにしてしまったか、これはそんな話である。 Flickrのキャッチコピーを覚えているだろうか? 「almost certa
楽天・ヤフーはなぜ敗れた? 激変する中国オンラインショッピング市場(1) - 12/04/26 | 00:03 2011年の中国におけるオンラインショッピング(EC)市場規模は約6300億元(約7.5兆円)だった。日本のEC市場規模は10年度で7.8億円(矢野経済研究所)なので、日中のEC市場規模は近い。 とはいえ、人口減少・高齢化を迎える日本市場に対して、伸び盛りの中国市場。そこに夢を抱き、日本のネットサービスの雄、Yahoo!Japan(ヤフー)は、中国最大のECサイト「淘宝网(淘宝網、TAOBAO、タオバオ)」と提携し、日本で淘宝网の商品が買える「Yahoo!チャイナモール」を、中国でヤフーショッピングの商品が買える「淘日本」を、それぞれ立ち上げた。 日本ECのトップブランド、楽天もまた、中国検索サイトの雄「百度(Baidu、バイドゥ)」と提携し、中国で日本の楽天の商品も取り寄せ
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