by CyberBuzz GM100年の興亡は、そのまま20世紀の米国の歩みとも重なる。 栄光の時代の終わりは、米国にとってどんな意味を持つのか。 2009年6月2日 火曜日 ◆アメリカそのものだったGM 文化、社会に大きな影響 6月1日 産経新聞 昨年、設立100年を祝ったばかりの米自動車最大手ゼネラル・モータース(GM)が1日、ついに破綻(はたん)に追い込まれた。GM100年の興亡は、そのまま20世紀の米国の歩みとも重なる。栄光の時代の終わりは、米国にとってどんな意味を持つのか。人々は苦い思いで自問している。 「GMはアメリカそのものだった」。GM発祥の地、ミシガン州フリント。伝説的なGM経営者の名前を冠した「スローン博物館」で、広報担当を務めるキャシー・ジャルゼルさんは言う。「シボレーから、いつかはキャデラックへ。それは、米国人が人生に描く夢と同じだった」 大量生産によって自動車を庶