セールスオンデマンドは12月9日、人間とロボット掃除機の床掃除を比較した調査結果を発表した。これによると、人間はしっかり掃除したつもりでも床のカバー率はいまひとつだった。 検証では、5人の主婦に普段通りの掃除を行ってもらい、掃除機のヘッドの軌跡からフロアカバー率を計測した。一方のロボット掃除機は最新の「ルンバ980」を使用して同じ環境で掃除を行い、軌跡平均を集計。それぞれ総床面に対して何%を掃除できたかを専門家の監修のもとで計測した。 検証ではリビング、ダイニング、キッチン、廊下の4カ所に定点カメラを設置。さらに主婦にはウェアラブルカメラを装着してもらい、掃除機のヘッドの軌跡を検証した その結果、主婦は「しっかり掃除機をかけているつもり」にも関わらず、フロアカバー率は平均73.63%程度。主婦の目線カメラ映像などを分析すると、床全体を掃除するように掃除機を動かすものの、実際には目に見えるゴ
ルンバの動きは“ランダム”か?――実は“臨機応変”タイプだった:滝田勝紀の「白物家電スゴイ技術」(1/3 ページ) ランダムタイプか、マッピングタイプか――最近、ロボット掃除機をその動きから2種類に分類する風潮があり、ルンバはランダムタイプの代表格のように扱われることも多い。しかし実際はかなり違う。ルンバはランダムタイプでもマッピングタイプでもなく、しいていえば“臨機応変”タイプ。その理由について、ルンバの日本総代理店セールス・オンデマンドのテクニカルサポート部、曽根泰氏に詳しく教えてもらった。 まずはこの映像を見てもらいたい。これはルンバの高速応答プロセス「iAdapt」が搭載されているものと非搭載のものを、同じイスの下の環境で動かしたときの動きの違いを表した映像である。 右のiAdapt搭載のルンバは開始から数秒でイスの脚の周りをくるりと回り始め、スーッと外側に出て行ってしまった。一方
2月18日に発表された「ルンバ 800シリーズ」。3年ぶりの上位モデルは、掃除機の命ともいえる吸引システムを全く新しいアプローチで作り直し、大きな進化を遂げた。ロボット掃除機という市場を作り出し、今もトップに君臨しているにも関わらず、iRobotが大胆な決断をした理由は何か。ルンバ開発の中心人物の1人、米iRobotのジェリー・キャロン氏を直撃した。 キャロン氏はまず、iRobotのR&Dについて話してくれた。「iRobotには、世界トップクラスのロボットシステムを作れるエンジニアたちがいます。オフィスに来ると分かりますが、大勢のエンジニアがいくつものグループに分かれ、さまざまなロボットを作っています。例えば、今われわれがとくに注目しているのがマニピュレーターという、指で操作させるような動きをするロボット。コインを拾ったり、ドアノブをひねってドアを開けたりする動きができます。一方、ルンバは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く