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酒に関するume-yのブックマーク (21)

  • エンジニア向け日本酒「ソースコード」発売 ラベルには“ソースコード”で隠しメッセージ

    オンライン酒屋「クランド」を運営するKURAND(東京都足立区)は1月23日、システムエンジニア向け日酒「ソースコード」を発売した。「プログラミング言語を操るエンジニアたちに飲んでほしい」というコンセプトで造った日酒という。価格は1990円でクランドにて発売中。 山形県鶴岡市で約400年以上続く老舗酒蔵「渡會店」が造っており、味は「クリアな飲み口に、豊かなお米のうまみが溢れ出る上質な味わい」(KURAND)という。商品のラベルにはソースコードを印字しており、読み解くことで隠しメッセージが現れる仕掛けも用意している。

    エンジニア向け日本酒「ソースコード」発売 ラベルには“ソースコード”で隠しメッセージ
    ume-y
    ume-y 2024/01/24
    酒なのにソース。
  • 普通は焼酎 日本酒やワインで「梅酒」を造ると、違法になるのは本当? 国税庁に聞く(オトナンサー) - Yahoo!ニュース

    毎年6月になると、自家製の梅酒造りを楽しんでいる人も多いと思います。家庭での梅酒造りといえば、ホワイトリカー(焼酎)を使うのが一般的ですが、「日酒やワインで造ってもおいしい」という声もあります。しかし、梅酒とはいえ、お酒はお酒。守らなければいけないルールがあるようです。日酒やワインで自家製梅酒を造ってもよいのか、国税庁酒税課の担当者に聞きました。 ベースのお酒はアルコール20度以上Q.酒税法では、お酒を造る人は製造免許を受けること(同法7条)と定めています。免許を持たない一般市民が自宅で梅酒を造る場合、どういう条件を満たせば法的に問題ないのでしょうか。 担当者「酒税法の根拠条文としては、43条の『みなし製造』という規定の中にあります。43条ではまず、『酒類に水以外の物品を混和(混ぜること)した場合において、混和後のものが酒類であるときは、新たに酒類を製造したものとみなす』と記載しており

    普通は焼酎 日本酒やワインで「梅酒」を造ると、違法になるのは本当? 国税庁に聞く(オトナンサー) - Yahoo!ニュース
    ume-y
    ume-y 2020/06/22
    サングリア自分で作ったら違法なのか!
  • ストロング系チューハイに薬物依存研究の第一人者がもの申す 「違法薬物でもこんなに乱れることはありません」

    アルコールは、むしろ違法薬物よりも健康や社会に対する害をもたらすことがある」と話す、投稿主の国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長、薬物依存症センターセンター長である松俊彦さんにインタビューしました。 薬物をやめた後の代わりにも飲まれているーーなぜあの投稿を? 患者さんがよく飲むんですよ。違法薬物をやめた後の渇望を紛らわせようとして、ストロング系を飲む。もともとお酒を飲む習慣がある人なわけですが、ストロング系を飲んだ時だけ変な酔っ払い方をして、トラブルを起こす。 それがずっと気になっていたのです。人たちも、「やっぱりストロング系はヤバいですよね」と気づいている。 お酒の味があまりせず、ジュースのような口当たりなので、女性や若年者がよく飲みます。 今の若い子たちってビールが嫌いな人が多いじゃないですか。だったら飲まなければいいのに、これなら飲む。 お酒を楽しむため

    ストロング系チューハイに薬物依存研究の第一人者がもの申す 「違法薬物でもこんなに乱れることはありません」
  • 【飛ぶ】大人気で一時出荷休止の「檸檬堂」とストロングゼロを飲み比べてみた → 檸檬堂に恐怖した

    2020年1月16日付けでコカ・コーラ ボトラーズジャパンが、同社初となるアルコール飲料「檸檬堂」シリーズの出荷を一時休止するという発表を行った。人気過ぎて生産が追い付かないのが理由だとか。これについては多くのメディアが報じたため、ご存じの方も多いだろう。 「檸檬堂」シリーズについては2019年5月28日の発売に先駆けて、ロケットニュース24でも報じ、度数5%の「定番レモン」をレビュー済み。それにしても一時出荷休止になるほどの人気だったとは凄い。そんなに美味いのか、他の人気なアルコール飲料と飲み比べてみようではないか。 ・ストゼロ 今回「檸檬堂」の対戦相手として選んだのは、昨今ではストロング系アルコール飲料の代名詞的になりつつあるように感じる「ストロングゼロ」シリーズから、「196℃ ストロングゼロ ダブルレモン」(以下ストゼロ)をピックアップ。 ストゼロのアルコール度数は9度であることか

    【飛ぶ】大人気で一時出荷休止の「檸檬堂」とストロングゼロを飲み比べてみた → 檸檬堂に恐怖した
    ume-y
    ume-y 2020/01/18
    「気づいたら寝ていた」
  • サントリー「白州12年」「響17年」販売休止へ ウイスキー人気で熟成した原酒が不足

    サントリーホールディングス(HD)傘下のサントリースピリッツは、国産ウイスキーの主力商品「白州12年」と「響17年」を6月以降に販売休止することを明らかにしました。 左から「白州12年」「響17年」 サントリーHD広報部によると販売休止の理由は、国内でウイスキー人気が高まったのに伴い、両商品の需要が想定を超えて拡大してしまったため。「白州12年」は最低12年以上、「響17年」は最低17年以上寝かせた原酒を使用する商品ですが、当時見込んでいた生産数量と実際の需要が見合わなくなり、熟成させた原酒が不足して製造が困難になってしまったといいます。 販売休止は在庫がなくなり次第で、「白州12年」は6月頃から、「響17年」は9月頃からになる見通し。再開時期は現時点では未定です。「白州18年」「響21年」など同じブランド内でより熟成した原酒を使った商品、「角瓶」「ジムビーム」など他のウイスキー商品につい

    サントリー「白州12年」「響17年」販売休止へ ウイスキー人気で熟成した原酒が不足
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    ume-y 2018/05/15
    12年前に需要予測するのも大変。12年もの全部出しちゃったら、18年ものが作れなくなるし。
  • 頭からっぽでいいから飲もう偏差値40からの日本酒

    つねづね、ものを知るのが下手である。知識をたくわえることがおっくうでありまた苦手なのだ。 生来のせっかちも手伝いあれこれと選ぶのがめんどうで酒はビールと決めている。飲み始めたら朝までビールである。 そういうたちだから一番いけないのが日酒だ。難しそうなオーラのはんぱなさといったらどうだろう。雑に飲んだら大将的な人に怒られそうだし酔いすぎて腰を抜かしそうだしなにを飲んだらいいのかもわからない。 ふるえて距離をとっていたが、やはりそうして生きていると「人生損してる」といわれることも多いのだ。 日酒に詳しいライターの馬場さんに、頭からっぽでも日酒と付き合えるのか聞いてきました。 いろいろ分かりました。

    頭からっぽでいいから飲もう偏差値40からの日本酒
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    ume-y 2017/08/24
    「当たり前かなと思うこともわざわざ教えてくれる人がいて人は知っている側に引き上げられる」
  • 世界5大ウイスキーが飲み比べできちゃう?!ウイスキーファンにはたまらない「ウイスキーヒルズ」が開催中 | NOMOOO(ノモー)

    近年のハイボールブームより好調なウイスキー市場ですが、連続NHKテレビ小説マッサンの影響でさらに好調の様子。 話題になっているし、ウイスキーを飲んでみたいけどどんなものを飲んだらいいか・・・ そんな方にうってつけのイベント、ウイスキーヒルズ2014が2014/11/18より開催しております。 今年で6回目のイベントですが、なんと今回は世界5大ウイスキー(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日)を200円から飲むことができます。 マッサンでいう鴨井商店の元ネタ、サントリーさん主催のイベントなのですが、ジムビームで有名なアメリカのビーム社を今年買収したことにより例年以上に飲み比べができようになったと推測されます。 沢山のウイスキーを安く飲めるなんて・・・サントリー創業者のやってみなはれ精神の賜物ですね!ウイスキーファンはもとより、ウイスキー初心者の方にとっても楽しめるイベントだと

    世界5大ウイスキーが飲み比べできちゃう?!ウイスキーファンにはたまらない「ウイスキーヒルズ」が開催中 | NOMOOO(ノモー)
    ume-y
    ume-y 2014/12/01
    これ毎年やってる?
  • 富久娘酒造 純米酒と虚偽表示 NHKニュース

    神戸市灘区にある酒造会社「富久娘酒造」が、醸造アルコールを含む酒を「純米酒」とするなど、一升瓶に換算して少なくとも25万以上について虚偽の表示をして販売していたことが分かりました。 会社では、該当する商品を自主回収するとしています。 神戸市灘区の「富久娘酒造」によりますと、虚偽の表示をしていたのは合わせて49の商品で、醸造アルコールを含む酒を「純米酒」と表示したり、条件に満たない酒を「吟醸酒」としたりして販売していたということです。 先月21日に大阪国税局から指摘があり、社内で調査したところ明らかになったということで、会社によりますと、虚偽の表示が確認できたのはことし1月から10月にかけて製造した酒で、一升瓶に換算すると25万分に当たるということです。 会社では、該当する商品をすべて自主回収するとしています。 富久娘酒造の小島久佳社長は、「消費者と取引先の皆さまに多大な迷惑をおかけして

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    ume-y 2013/11/12
  • 日本酒に防腐剤は入っていません

    11月5日にエコノミックニュースで掲載された「TPP交渉での提案決定、「関税撤廃で日酒を世界に」は現実を知らない絵空事」という記事(11月6日11時頃に削除されたようです)は、日酒業界に大きな波紋を投げ込みました。 それは衝撃的な内容だというわけではなく、現実と即していない、いったいどこで取材をしたのかわからない、事実では無いことだらけのニュースだからです。 いったいどこが事実と異なるのか。ひとつひとつ検証していきましょう。

    日本酒に防腐剤は入っていません
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    ume-y 2013/11/06
  • 酒造りの迷信その5 - 板前日記

    酒蔵の印象というのは大きな木樽がいくつも並び、天井や梁には古いカビのような物がびっしりあるような処という印象がありませんか?酒のラベルに「蔵付酵母」なんていう言葉が書いてあったりすると、蔵に自然に住みついた天然酵母なら美味しいお酒ができるに違いない・・・なぁぁんて単純に美化して考えてしまいそうですが、今の酵母はまさにバイオの時代です。試験場で大切に培養された純粋な酵母によって安定した美味しいお酒ができるのです。蔵で育った酵母も厳重に科学的に管理されているのが今です。 酵母はお酒の質を左右する極めて大切な要素です。静岡のお酒が全国的に見ても全体でかなり高いレベルのお酒を造る蔵がそろっているというのは、まさにこの酵母のおかげであるといわれています。沼津の県工業技術センターの所長さんであった河村傳兵衛さんが昭和60年代に造られた「静岡酵母」によって静岡の各蔵のレベルが飛躍的に延び、桶売りに頼るよ

    酒造りの迷信その5 - 板前日記
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    ume-y 2013/08/09
  • 酒造りの迷信その4 - 板前日記

    酒造りのリーダーである杜氏さんは長い経験がものをいう仕事でありました。われわれの仕事と同じく一年や二年の経験で美味いお酒ができるわけがないと信じられていますし、事実名杜氏といわれる方々は比較的高齢の方が多いものです。 経験豊かで老練な職人である杜氏だけが銘酒を造ることが出来る。これも迷信になりつつあります。 蔵元と杜氏の関係も昔とは変わってきました。蔵人のなり手不足と杜氏の高齢化によって小さな蔵では杜氏を雇わずに、蔵元が自ら酒造りをする蔵が多くなってきました。三十年以上昔であれば、小さな蔵でも杜氏は必ず雇うもので、蔵元が直接造りに参加することは希でした。今注目を集めている若い造り手は、蔵元もしくは蔵元のご子息(次代の蔵元)が杜氏を兼ねることが全国あちこちで見られるようになってきたのです。 杜氏が高齢で引退し後を任せる杜氏が見つからない。そこでそれまで酒造りを次ぐつもりがなかった息子が、「じ

    酒造りの迷信その4 - 板前日記
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    ume-y 2013/08/06
  • 酒造りの迷信その3 - 板前日記

    お酒は寒冷な土地が美味しいというのが通説です。寒仕込みは基中の基。寒い時期だからこそ美味しいお酒ができる。 確かにその通り、特に大吟醸などの蔵の最上級は二月の一番寒い時期に仕込まれます。 がしかし、ここ静岡のように温暖な土地でも近頃ではいいお酒ができることに疑問をはさむことはできません。もちろん、基は寒い時期に仕込むのですが、タンクの温度管理や蔵の温度管理はその年の気候に左右されないように設備を整えることができるようになりました。 いい例が磯自慢です。磯自慢では温暖な地でも温度がしっかり管理できるように仕込み蔵全体の温度を調整できる設備を持っています。というのも、焼津という土地は全国有数の冷凍鮪の集積地で、大型の冷凍貯蔵庫を造るノウハウをもった会社がいくつもあるのだそうです。そういう地に根ざしたノウハウを活かして蔵全体の温度管理ができる設備を作り上げるというのは、焼津ならではメリット

    酒造りの迷信その3 - 板前日記
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    ume-y 2013/08/06
    「寒冷だから美味しいお酒ができて、温暖な土地ではできないというのは技術的にはすでに迷信といって間違いありません」
  • 酒造りの迷信その2 - 板前日記

    いい酒はいい米から。 当然です。料理もお酒も素材がよくなければ決して美味しいものはできません。素材を技術でカバーするというなどと言う事こそまさに迷信で、どれほどの技術があろうと悪い素材はカバーする事がきません。 お酒造りに適した米は、べるのに美味しい米とは別に存在することはご存知かと思います。べておいしいお米の産地が酒米に適している地であるとは限りません。吟醸酒を造るために最適といわれる心白の大きな山田錦は兵庫県が最上と言われています。特に吉川町とか東条町など特A地区に指定されている場所の山田錦は全国の蔵がこぞって使う酒米です。試しに酒屋さんで一番いいお酒(高いお酒)のラベルと覗いてみてください。おそらくそういう酒の8-9割は「酒米 兵庫産山田錦」と表示されていると思います。 ですから、静岡であろうと石川であろうと新潟であろうと、蔵の最上級、鑑評会出品酒に使われるようなお酒の酒米は地元

    酒造りの迷信その2 - 板前日記
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    ume-y 2013/08/02
  • 「お酒」日本酒造りの迷信その1 - 板前日記

    酒の歴史のシリーズを再掲載したので、同様に一般になんとなく信じられている酒造りの迷信のシリーズも再掲載してみようかと思います。 もう七年も前に書いた板前日記ですので、所々手を加えながら。 どうしたら美味しいお酒ができるのか?よく素人の間で話題になるのは「米」「水」「酵母」「杜氏」「土地」の五つの要素です。「米どころだから美味しい」「水がいいから美味しい」「蔵付のいい酵母があるから美味しい」「熟練の杜氏がいるから美味しい」「寒冷な土地だから美味しい」 すべては正しいのですが、すべてはすでに迷信といってもいいほど今では変化が起きている部分が増えています。日酒の世界はこの20-30年くらいで大きく様変わりしているのです。 実際お客様に接していると、蘊蓄をご披露するお客様に心の中で軽く突っ込みをいれることがままあるのです。 たとえば お客様にお酒をお出ししながら「新潟の○○です」と私。「新潟

    「お酒」日本酒造りの迷信その1 - 板前日記
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    ume-y 2013/08/02
  • 日本酒の歴史 昭和60年代以降 - 板前日記

    昭和40年代後半になると日酒蔵では、「このまま三増酒だけではいけない」「売れればいいだけの桶売りでは日酒の将来はない」「自分が美味しいと思うお酒を造りたい」という若い世代が出現し始めます。酒屋さんにも全国で「自分の売っているお酒は当に美味しいのか?」「こんな不味い酒じゃなくどこかに美味しいお酒があるはずだ」と目覚める若い世代がポツポツと現れ始めます。 昭和50年代は蔵元も酒屋さんも、志のある方々が自分たち自身が美味しいと思うお酒を造り売ろうとする試みに七転八倒した時期です。しかしながら、一般消費者の認識は「大手酒造=安心・美味しい・ブランド」が根強く、少しでも日酒に興味がある方でもメディアで知った「幻の酒信奉」にこだわる方ばかりでした。 自らの足で探した美味い酒だけを店に置いても「なぁぁんだ、白○(大手ブランド)ないのぉ」とか「幻の○○は置いてない?」という客ばかり。「客はバカばっ

    日本酒の歴史 昭和60年代以降 - 板前日記
  • 日本酒の歴史〜昭和50年 - 板前日記

    昭和40年に主役の座をビールに奪われてからというもの、日酒の生産量に陰りが見え始めます。経済成長を遂げ量よりも質を問われる時代にさしかかると、「こういう日酒、美味しくないんじゃぁないの?」という消費者の疑問も出始めるのです。といっても、大手のお酒が桶売りという手法で造られていることは一般消費者には広まってはいない事実でした。 昭和も50年になると初回でお話したように「全国醸造清酒協会」ができて蔵の側でも自分たちの造っている三増酒からの脱却を図ろうとする意欲が出てきます。しかしながら、来あるべき純米酒に一気に移行しようとせずに、「まっ、徐々に」という少量のアルコールを添加する醸造から取り組んだと言うのがいかにも日人らしいとも思えます。 いずれにしても大手の三増酒に疑問を持ち、地方の蔵の地道な取り組みに脚光が浴びた地酒のブームは昭和50年代に起きます。「越の寒梅」が朝日新聞に紹介さ

    日本酒の歴史〜昭和50年 - 板前日記
  • 日本酒の歴史〜昭和30-40年 - 板前日記

    昭和20年代後半の混乱期に始まった三増酒の時代は、昭和30-40年代に急成長期を迎えます。 日中ががんばって働いて経済は右肩上がり、豊かな時代にはまだ時間がかかりますが、先が見えない暗い時代から明るい未来を信じた時代です。工業化、技術革新はお酒の世界でも広がり、日酒はこの時期に生産量が三倍に増えました。昭和38年、「月桂冠」が業界で初めて生産量10万石を突破し、昭和45年には50万石を超える生産量となります。十年も満たないうちに5倍に跳ね上がると言うのがこの時代を象徴しています。日酒は造れば造るだけ売れる夢のような時代でありました。工業化、大量生産が正しい時代で、手造り少量生産「昔ながらの」から脱却したいと世の中全体が動いていた時代でもあります。今の時代感では信じられませんよね。 そこで通常化したのが桶売りという手法です。この地方の小さな蔵が桶ごと大手に売る桶売りが全盛を迎えたのは昭

    日本酒の歴史〜昭和30-40年 - 板前日記
  • 日本酒の歴史〜戦中・戦争直後 - 板前日記

    三話目にしてやっと歴史らしきお話になります。 日酒の製法は第二次世界大戦と敗戦後の困窮でダメージを受けました。国家存亡の危機に「うまい純米酒を・・・」の気運が生まれるはずもないことは誰が考えてもわかります。その後の昭和30年-40年代も簡単にそこから立ち直れないことも容易に想像がつきます。国民全体が貧乏な時代、急成長を遂げるために一心不乱に働く時代、そんな時代に生まれたお酒、蔵の意志とは別に国家の統制と国の財源のために紆余曲折を強いられた日酒を、豊かな時代しか知らない世代が批判することは「時代の空気を読めない(知らない)」所業であると私は思うのです。 三増酒(さんぞうしゅ)という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。詳しくは三倍増醸ブレンド酒といいますが、「戦争中につくられた三増酒がみんな悪いんだ」という論調はよく聞きます。 実はこれはちょっと違っていまして、戦争中に造られたのは「

    日本酒の歴史〜戦中・戦争直後 - 板前日記
  • 日本酒の歴史〜暮らしに根付いた - 板前日記

    昭和40年代くらいからの日酒の味は、私の記憶の中にあるのですが、それ以前の日酒がどんなものであったのかは見当がつきません。特に戦前の日酒。もちろん、製法や酒米、酵母についての記録は残っているものの、味わいをきめ細かく記述したものは見たことがありません。大きな戦争の前、日酒は米と米麹だけで造られる純米だけでした。純米信奉なんぞにこだわらなくても純米しかありませんでした。といっても、間違いなく言えることは、今巷で飲める純米酒のように繊細で美味しい酒ではなかったはずで、もっと荒っぽい雑なものであったようです。さらに、戦争以前の日酒は量り売り、原酒で仕入れた樽を加水するのは酒販店で、お酒の濃い薄いも酒屋任せであったとも聞きます。醸造でさえ認めない純米信奉者は時に、「戦前のように造れば美味しいお酒になるはず」と言うことがありますが、これは「昔のトマトは美味しかった」というのと同列の間違っ

    日本酒の歴史〜暮らしに根付いた - 板前日記
  • 日本酒の歴史〜再録 - 板前日記

    つい先日、日酒のこれまでの歴史をスタッフに話しながら、今の若い方々の日酒に対する様々な誤解や偏見・・・いえ、若い方々だけでなく、ある程度の年齢の方々にも捨てがたい偏見がたくさんあることに気づきました。 これらは基的に現在の豊富な物資と高い技術に裏付けられた質の高いお酒があふれている世の中の視点で、そのまま過去を振り返っていることに問題の一端があるような気がします。同じようなことは数年前にもあって、続けて板前日記に書き留めていたことがあります。 というわけで、以前の板前日記を加筆しながら振り返ってみるのも悪くないかな。。。遡ってみました。 net上のある書評にこんな文章がありました。日酒についてのに対する批判です。 「菊正宗、月桂冠、なんて日酒を破壊した張人たちがうまい酒に並ぶなんて。秋鹿、悦凱陣にどう顔向けするのか。醸造の酒を認めているんだから根から間違っている」 心ある

    日本酒の歴史〜再録 - 板前日記