「アミノバイタル®」は、お近くのスポーツ量販店、ドラッグストア、スーパーマーケット等でご購入いただけます。(一部お取り扱いのない店舗がございます。) また、こちらのオンラインストアからもご購入いただけます。 休息と食事の大切さを学んだ今シーズン。「どのタイミングで何を摂るか考える」 2018平昌での戦いから1年。注目されるプレッシャーや相手チームから追いかけられる難しさを感じながら、ロコ・ソラーレの選手たちはあることに気が付きました。 「以前はいくら練習を重ねても疲れなかったんです。もちろん今もフィジカルトレーニングはしていますが、試合後の疲れが抜けきらなくて、休むことの大切さを痛感するようになりました。つまり、“練習すればいい、というわけではない”ことに気が付いたんです」 そう言うのはオリジナルメンバーのひとりで、最年少の吉田夕梨花選手。その姉である吉田知那美選手も妹の言葉をつなぎます。
スポーツの舞台裏に迫る『挑戦のそばに』 今回は女子カーリングチームのロコ・ソラーレのみなさん。2018年、平昌で一躍脚光を浴びた彼女たちはカーリング人気に火をつけました。その一方で今シーズンは、“注目されるプレッシャーを感じながら戦うことの難しさ”を実感したと言います。さらなる高みに向けて走り出したロコ・ソラーレのみなさんに、挑戦の日々を語ってもらいました。 “そだねー”“もぐもぐタイム”の反響。「カーリングを知ってくれる人が増えました」 「ロコ・ソラーレ」と聞いて、すぐに「カーリング」と結び付く人は、スポーツ通か彼女たちのファンでしょう。「ロコ・ソラーレ」は2018年に一般社団法人化されたカーリングチーム。以前は「LS北見」として数々の大会に出場し、2018平昌では日本のカーリングチームとして初めて準決勝へ進出。銅メダルに輝く快挙を達成しました。 それだけではなく、試合中に彼女たちがコミ
1979年あるいは80年生まれのサッカー選手には小野伸二や稲本潤一ら「黄金世代」と呼ばれる学年がある。 野球も同様で1981年の松坂世代や、88年生まれのハンカチ世代など。呼称は違えど、才能溢れる選手が集う一時代がスポーツには、まま存在する。 女子カーリングでいえば、1991年生まれの選手がそれに当たる。ロコ・ソラーレでは藤沢五月と吉田知那美と鈴木夕湖、北海道銀行フォルティウスの吉村紗也香と小野寺佳歩、富士急の石垣真央。錚々たるメンバーだ。いずれも日本選手権で優勝経験があり、世界選手権のアイスを踏んだ日本を代表するカーラーだ。 ジュニア時代からお互いに切磋琢磨するライバルであったが、日本ジュニアなどの大会を制してきたのは、やはり藤澤だった。世界ジュニア選手権に出場するなど育成年代から世界に触れてきた。高校卒業後に中部電力に加入するために軽井沢に活動拠点を移すが、そこで師事する長岡はと美コー
「もちろん、オリンピックというのは大切な思い出で、大きな目標ですが……」 ちょうど1年前のことだ。吉田知那美はそこまで話して言葉に詰まった。泣いているようにも笑っているようにも見えた。当時、「来年は同じメンバーで、できるかどうか」と不安を漏らした関係者もいた。 平昌五輪の銅メダル獲得と、もぐもぐタイムや「そだねー」などで一世を風靡したカーリングとロコ・ソラーレは、その話題性と親しみやすさから一躍、人気者になった。 ただ、並行して過熱や周囲の勇み足といった副作用も確かに存在した。公私問わずメディアに囲まれ「次の4年、2022年の北京五輪は?」といった質問を繰り返しされた。誰も答えなかった。答えられなかった。 チームはそのまま、次のシーズンに対しての発表をせず例年より長めのオフを取る。吉田知は日本を離れ、米サンタモニカで語学を学ぶ一ヶ月を過ごした。 「あんまりカーリングのことは考えなかったかも
’06年のトリノ五輪以降、「マリリン」の愛称で親しまれた冬季競技の新星は長らくカーリング界のアイコンであり続けた。3度の五輪、初のメダル獲得を経ても「まだ成功していない」と言い切る彼女。競技者としての休業を宣言した今、次に目指す先はどこにあるのか。人口3700人の町から世界への挑戦を続ける本橋麻里がその胸中を明かす! ――まずは平昌五輪以降もロコ・ソラーレは充実したシーズンを過ごしたものの、2月に札幌で開催された国内最大タイトルの日本選手権で中部電力に敗れて、準優勝。一番いい結果ではなかったと思いますが、現在の率直な気持ちを教えてください。 本橋:反省だらけですね。結果に対しては、まずは中部電力さんが強かった。迷いなくプレーしていた姿が印象的でした。私たちはこの負けをしっかり分析し考えて、次に繋がる強化をしなくてはと思っています。 ――本橋さん自身は今回、選手でもコーチでもなく、ユニホーム
2月17日に決勝戦が行われたカーリング日本選手権では、平昌冬季五輪銅メダルを獲得したロコ・ソラーレが中部電力に敗れ、準優勝に終わった。ロコ・ソラーレ代表理事で、先日重版が決定した『0から1をつくる』(講談社現代新書)の著者・本橋麻里さんが、このたびの戦いぶりを振り返る――。 負けから何かを学ぶのではなく 国内カーリングの最大タイトルである「第36回全農日本カーリング選手権」が終わりました。 優勝した男子チームのコンサドーレ、女子チームの中部電力のみなさん、本当におめでとうございます。 どちらのチームも、様々な角度からしっかり準備したのが分かる戦いぶりで、優勝にふさわしい素晴らしいパフォーマンスを見せてもらいました。 特に中部電力チームは、ラウンドロビン(総当たりの予選リーグ)中から、ずっと好調子が持続しているように見えました。 中部電力の両角友佑コーチや清水絵美マネージャーとも何度か会話を
(17日、カーリング・日本選手権女子決勝) 会場が大きくどよめいたのは、3―3の同点で迎えた第5エンドだった。中部電力の北沢育恵が放った最終投が、ハウス内にあったロコ・ソラーレの二つのストーンを押し出し、一気に4得点。ロコ・ソラーレが流れを完全に手放した瞬間でもあった。 中部電力に対し、初戦から数えて今大会3戦3敗。たくさんのミスを犯したことを差し引いても、リードの吉田夕梨花は「女子のレベルが上がっていることを肌で感じた」と振り返る。 中部電力には今季、平昌五輪の男子代表だった両角友佑がコーチとして加わった。以前とは見違える多彩なショットやストーンの置き方に、ロコ・ソラーレを率いるスキップ藤沢五月は「ここまで変わるのか、と。その急成長に合わせた戦いができなかった」。 五輪銅メダリストとして臨む今季は、ワールドカップ(W杯)やパシフィック・アジア選手権など海外を中心に戦ってきた。結果、国内チ
環境整備に全力で 自著を手に笑顔で取材に応じる本橋麻里さん=2019年1月23日、東京都文京区【時事通信社】 2018年平昌冬季五輪のカーリング女子で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレを率いる本橋麻里さん(32)が、時事通信のインタビューに応じた。 五輪のカーリングで日本勢初のメダルという快挙に加え、メンバーが試合中に口にした「そだねー」が18年の新語・流行語年間大賞に選ばれるなど国民的な注目度に。チームを取り巻く環境は一変し、本橋さん自身も選手活動を休養して運営などに専念。「激動の1年だった。スポーツ界におけるカーリングの位置付けが変わってきた」と自身3度目の五輪を終え、これまでにない大きな変化を感じている。【運動部 青木貴紀】 ◇けじめの銅メダル 本橋さんは1月、自身初の著書「0から1をつくる」(講談社現代新書)を出版した。著書では平昌五輪の舞台裏や10年に地元の北海道北見市(旧常呂町)
今年の平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子チーム、ロコ・ソラーレ。そのチームを率いた本橋麻里さんが、チームの強さの秘密を明かした初めての著書『0から1をつくる』(講談社現代新書)が、いよいよ1月17日から発売される。彼女の著書にも描かれているロコ・ソラーレのセカンドチーム、ロコ・ステラが目指す理想像とは? NHK杯で準優勝 ロコ・ソラーレが今年から新設されたワールドカップの2nd legで優勝し、その翌週のグランドスラムでは、クオリファイ(プレーオフ進出)を果たしました。みんなが頑張ってくれると、私も頑張れます。 私は今、今後のロコの大きな仕事になってくるであろう育成に力を入れています。既にいくつかのメディアに取材していただきましたが、今季からセカンドチーム「ロコ・ステラ」を立ち上げました。 ソラーレがイタリア語で「太陽」という意味ですが、セカンドチーム、ステラの意味は「星」です。
勝たない自分たちに、価値はないのか カーリング女子・吉田 知那美 選手 × 宇宙飛行士・野口 聡一 氏 © 2018 RCAST, UTokyo 勝たない自分たちに、価値はないのか 『アスリートと宇宙飛行士の当事者研究』 特別編 カーリング女子・吉田 知那美 選手 × 宇宙飛行士・野口 聡一 氏 「夢の舞台・オリンピックで手にした銅メダル。なのに、あまりそばに置いておきたくなかった」 平昌オリンピックカーリング女子銅メダリスト・吉田知那美選手は、そう話した。 「そだねー」が流行語になり、多くのメディアで笑顔を見せていたその時、彼女の心に何が起こっていたのか。 東京大学先端科学技術研究センター(先端研)・熊谷研究室では、アスリートが目指す“より速く、より高く、より強く”というパフォーマンスの向上と矛盾しない形で、そこに縛られて傷を負うのではない全人的なサポートを、当事者研究の視点から発信しよ
カナダのコンセプション・ベイ・サウスで12月11日に開幕する、カーリングのグランドスラムのタイトルのひとつBoost Nationalの出場チームとラウンドロビンのスケジュールが発表された。 日本からはFujisawa(ロコ・ソラーレ)とYoshimura(北海道銀行フォルティウス)の2チームが参戦し、さらにこの2チームはラウンドロビン最終戦で対戦することが決まった。 グランドスラムとは、テニスやゴルフのメジャーと同じく、シーズンのツアーの中でもグレードと賞金額の大きなタイトルを指す。今季は新設されたワールドカップを含むと66のツアータイトルがあるが、そのうち7つがこのグランドスラムに認定されている。 両チームは既に今季、グランドスラムに1度ずつ参加している。 ロコ・ソラーレは10月にトロントで行われたマスターズに出場。タイブレークの末に惜しくもクオリファイを逃したが、今季は11月のパシフ
パシフィック・アジア・カーリング選手権(以下、PACC/11月3日~10日)が、韓国の江陵カーリングセンターで開催される。 女子は、同会場で行なわれた2月の平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレが、4大会連続で日本代表として出場する。 銅メダルを獲得した平昌五輪の会場で行なわれるPACCに挑むロコ・ソラーレ 5月に行なわれた代表決定戦では、日本選手権女王の富士急を危なげなく3連勝で下す。試合後、今季も日本代表として活動することについて、メンバーたちはこうコメントした。 「このチームで目指せるだけの"上"を目指したい」(リード・吉田夕梨花) 「自分たちの強みは、メンバー全員が『(私たちの力は)まだまだこんなもんじゃない』と思っているところ」(スキップ・藤澤五月) そして、3カ月近いオフを挟んで迎えた今季、ロコ・ソラーレは中国・蘇州で開催された第1回W杯ファースト・レグでシーズンインすると
今年の平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ。笑顔で天真爛漫にプレーし、負ければ人目を憚らず涙を流す。メンバーのまっすぐな姿が印象的だったが、それは本橋麻里がチーム結成時に抱いた「ある想い」に起因していた――彼女自身が、青森で得た原体験とコミュニケーションについて語る。 チーム青森で抱いた覚悟 最近、多くの場所で講演をする機会をいただき、本当にありがたいことです。そこでよく訊かれるのが「どうしてロコ・ソラーレを結成したの?」という質問です。 それを説明するには、少し時間を遡る必要があります。 私は10代で故郷の北見を離れチーム青森に加入し、2006年のトリノ五輪に連れていってもらいました。そこで4年後のバンクーバー五輪にも出場することができ、2大会連続で五輪のアイスを踏むことになります。 選手としていちばん伸びる時期に、青森のみなさんには本当にお世話になり、しっかりとステップアップさせ
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