「新型コロナウイルス」の感染経路は主に接触感染・飛沫感染と言われています。 株式会社ヤマハミュージックジャパンは新日本空調株式会社の協力を得て、管楽器や鍵盤ハーモニカなど息を吹き込む楽器の演奏時の飛沫の飛散状況を可視化する実験を行いました。 この実験では、発音方式の異なる4つの楽器群の中から、フルート、アルトサクソフォン、トランペット、ソプラノリコーダー、鍵盤ハーモニカを選択し、演奏時の飛沫の飛散距離や左右への広がりなどを観測しました。比較対象として、くしゃみ、発声を用いています。 その結果、今回の実験条件下では、楽器演奏による飛沫の飛散距離と左右への広がりにおいては、くしゃみ、発声と同等以下であることが観測されました。トランペットのマウスピースのみを使用した場合は、くしゃみ以下でありながらも、発声と同等またはそれ以上に飛沫が飛ぶ可能性が観測されました。また、トランペットやソプラノリコーダ
ヤマハが、サクソフォンのような表現力豊かな音色と、リコーダーのような演奏しやすさを持ち合わせた管楽器「Venova(ヴェノーヴァ)」を開発。8月30日に発売することを発表しました。 リードを用いる管楽器は形状によって2種類に分けられます。コンパクトな一方、指使いが複雑な「円筒形(クラリネットなど)」と、指使いは比較的簡単な一方、複雑な機構を必要とする「円錐形(サクソフォンなど)」です。「Venova」の特徴は、「分岐管構造」などを取り入れることで、この2つの長所であるコンパクトさ、演奏しやすさを両立している点。2オクターブの音域を持つサクソフォンのような音色ながら、指使いはリコーダーのように簡単だといいます。 ちなみに、「分岐管構造」は、ヤマハのシンセサイザー「VL1」(1993年発売)に搭載されたバーチャル・アコースティック音源の応用研究から独自開発されたもの。同社は「ピアノ → 家具
日本音楽著作権協会(JASRAC)が「ヤマハ音楽教室」など楽器の演奏を教える教室から著作権料を徴収する方針を明らかにしたことを受け、ヤマハ音楽教室を運営するヤマハ音楽振興会や、河合楽器製作所など7企業・団体は2月3日、「音楽教育を守る会」を結成したと発表した。JASRACの方針に反対し、対応を協議していく。 参加するのは、ヤマハ音楽振興会、河合楽器製作所、開進堂楽器、島村楽器、宮地商会、山野楽器と、音楽教育家などが所属している全日本ピアノ指導者協会。 2月2日に1回目の会合を開き、徴収の根拠となる「演奏権」は音楽教室での練習や指導のための演奏には及ばないことや、JASRACの方針が「文化の発展に寄与する」という著作権法の目的に合致しない――などの見方で一致。同会を通じてJASRACの方針に対応していく方針を決めた。今後、さらに関係各社や団体に参加を呼び掛けるとしている。 関連記事 「音楽教
ヤマハは6月20日、電子楽器「TENORI-ON(テノリオン)」のiOSアプリ「TNR-i」を発売した。iPad、iPhone、iPod touchで、TENORI-ONの演奏を体験できる。同日からApp Storeでダウンロードできる。価格は2300円。 TENORI-ONは2008年5月に発売された新インターフェースを持つ電子楽器だ。メディアアーティストの岩井俊雄氏とヤマハのコラボレーションにより開発され、縦横各16個のLEDボタンを操作することで直感的に演奏ができる。 TNR-iでは、16×16のボタン配列が再現され、基本的に横方向が時間、縦方向が音程になっている。そこに音を置いていくことで、リズム、メロディーを組み合わせて音楽を作ることができる。また音が出るのと同時にボタンが光り、その光が動くことで、視覚的なパフォーマンスを演出してくれるという。 アプリ単体で楽しむことができるほか
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