【カイロ和田浩明】アラブ連盟(22カ国・機構)は27日、エジプトの首都カイロで緊急外相級会合を開催し、民主化運動の武力弾圧を続けるシリア(資格停止中)のアサド政権に対する経済制裁措置を決定、即時発効する。アラブ連盟による新たな制裁は、先行している欧米の制裁に加えてシリアの国際的孤立をさらに深めることになる。 制裁内容は▽シリア政府幹部によるアラブ連盟加盟国への入域禁止▽シリア中央銀行、政府との金融取引禁止▽シリア政府対外資産の凍結▽シリア民間航空便の受け入れ禁止--など。発表したカタールのハマド首相兼外相は「域外国の介入を避けるための措置だ。シリアは和平案を受け入れてほしい」と述べた。イラクとレバノンは制裁決定の投票を棄権した。
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