欧州へ渡った日本代表選手を追い、多くのメディアも現地入りしている。国民の大きな期待を背負った代表チームは、本番でどこまでそれに応えられるか。 イビチャ・オシムは今、オーストリアのグラーツの自宅に滞在している。テレビ回線の不調から、時々試合が見られなくなるなどというトラブルに見舞われながらも、ワールドカップの開始を楽しみに待っていたという。 本連載『ワインとシエスタとフットボールと』では、ワールドカップ期間中にオシムとトルシエの連続インタビューを掲載する。オシムの第1回となる今回は、オシムが今の日本代表と日本サッカーをどう見ているか? という問い掛けから始めたいと思う。 ――元気ですか? 「ああ、私は元気だが君はどうだ?」 ――まあまあです。ワールドカップが近づきましたが、不安ばかりが募っています(笑)。 「君らの方が選手よりいい準備をしているのではないか。とにかく万全を期することだ。フィジ
親譲りの無鉄砲――といえば言葉が過ぎるだろうか。 憎き“赤シャツ”に天誅を加えた“坊っちゃん”よろしく、安倍総理を攻めたてる中村時広・愛媛県知事(58)のことである。 さる5月11日、県職員が持ち帰った名刺を公開し、柳瀬唯夫・元首相秘書官の嘘を暴いた中村知事。さらに21日には、2015年2月に安倍総理と加計学園理事長の加計孝太郎氏が面会し、総理が「新獣医学部はいいね」と発言したとされる文書を参院に提出した。 後に学園側は“架空”だったと県に謝罪したが、この文書の登場によって翌朝の新聞各紙の1面には「いいね」の文字が躍り、安倍総理が再び窮地に追い込まれたのはご存知の通りである。 わずか数日のうちに時の人となった中村知事。仕事帰りの本人を直撃すると、 「私は獣医学部反対でもないし、反政権でもありません。文書を提出したのは、参議院予算委員会の事務局に公文書から備忘録の類(たぐい)まで全て提出する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く