またまたちょっとお久しぶりです。最近の日本ではあまり耳にしなくなったような気もしますが、ヨーロッパの周辺国の金融危機はまだまだ続いているようです。クルーグマンがギリシャのユーロからの離脱について2本続けてエントリーを書いてましたので、その2本を訳してみました。で、クルーグマンの結論は... ギリシャはユーロを離れるか?2011年5月10日 Mark Weisbrotに賞賛を。彼は口にされざることを口にして、ギリシャのユーロ離脱の要を説いたのだ。 私は彼が述べたことの大半に同意するが、しかしそれをどう行うかについてはなにかを述べる準備がまだない。これはいくつかの理由による。まず第一に、アルゼンチンが正しい参考となる対象だということには同意するのだが、不完全な参考対象でもある。アルゼンチンは変更不能なペッグをおこなっているとはされていた。だがそれでもまだペソ紙幣を流通させていたので、ペッグから
『明治以降 本邦主要経済統計』(日本銀行統計局)を利用して、関東大震災のときを中心にいくつかデータをみてみたい。あくまでもこの本から拾ったものであり最近の研究や再推計などは対象外である。 まず関東大震災による国富への被害は、当時の単位で東京府が約37億円(商品<在庫含む>が約17億円、建物が11億円など)で筆頭であり、そのほかの地域を含めると約55億円になる。皇室財産の被害額抜かすと約52億円。 当時の国富総額が大正8年(1919年)調査の国富(皇室財産などを抜かす)と時価で約900億円だったので約6%の被害だったことがわかる。当時の国民所得は1923年の名目GNPが140億ほど、実質GNPが118億円ほど(大川推計)。 GDPデフレーターでみると1919年のいわゆる「大正バブル」の崩壊以後は以下のようになる。 1917年ー33年までのGDPデフレーター これをみると震災以降、翌年は震災復
独身の男女約6割が恋人がいない-。内閣府が行った「結婚・家族形成に関する調査」でこんな結果が浮かび上がった。 少子化対策の一環として昨年9~10月にかけ、全国の20~30歳代の未婚、または結婚3年以内の男女1万人を対象に、インターネットで調査。未婚者で「恋人あり」と答えたのは36・2%だったのに対し、「恋人なし」「交際経験なし」と回答した人は合わせて63・7%にのぼり、未婚者の約6割が、現在交際している人がいないと答えた。 年収をみると、20代男性で300万円未満の既婚率は8・7%だが、300~400万円になると25・7%と一気に増加。男性の場合、「年収300万円」が結婚の分岐点となっていた。 結婚相手に求める条件では、「容姿」を挙げたのが男性では46・4%なのに対し、女性は33・8%。一方、「経済力」は、男性は12・4%に対し、女性は67・2%を占め、男女で重視するポイントが違うことが浮
についてペルーの経済学者エルナンド=デ=ソト*1が書いている(Mostly Economics経由)。 During the second half of the 19th century, the world’s biggest economies endured a series of brutal recessions. At the time, most forms of reliable economic knowledge were organized within feudal, patrimonial, and tribal relationships. If you wanted to know who owned land or owed a debt, it was a fact recorded locally—and most likely shielded fr
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