(2011年11月29日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世の中の状況が再び悪くなる可能性はあるのだろうか? そう、1930年代の大恐慌とか世界大戦といったレベルの非常に悪い状況のことだ。筆者の世代が思い浮かべるようになった激変と言えば、もう歴史書でしか目にしないものばかりだ。 今の欧州に不吉な予感が漂っていることは確かである。ポーランド外相が28日に訪問先のベルリンで、欧州は「崖っぷちに立っている」と警告したことは最新事例にすぎない。 欧州大陸の平和を保証するユーロの危機 フランスのニコラ・サルコジ大統領も先日、「もしユーロが爆発すれば、欧州も爆発するだろう。恐ろしい戦争がたびたび行われた大陸で平和を保証しているのはユーロなのだ」と述べていた。 欧州の政治家は以前から、お気に入りの欧州統合プロジェクトへの支持を取り付けるために、戦争の脅威に言及する手をよく使ってきた。平時であれば、この
11月28日、中国国家広播電影電視総局は、「思考を統一」するために、来年1月からテレビドラマ放映中のコマーシャルを禁止する措置を発表した。写真は同国の国旗。上海で昨年3月撮影(2011年 ロイター/Aly Song) [拡大写真] [北京 28日 ロイター] 中国国家広播電影電視総局(SARFT)は28日、「思考を統一」するために、来年1月からテレビドラマ放映中のコマーシャルを禁止する措置を発表した。 SARFTは、ウェブサイトで「ラジオやテレビは(共産)党と国民の重要な代弁者」と指摘。「公共の文化サービスシステムにおいて重要な責任を負っており、その強みを十分に生かして真摯に役割を遂行せねばならない」としている。 企業の慎重姿勢を反映し、中国中央テレビ(CCTV)の広告収入の伸びは少なくとも過去6年で最低となってはいるが、今月初めに行われた2012年の広告入札では、前年比12.5%増の
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