河口俊彦七段が亡くなられた。 享年78歳。 →河口俊彦氏が死去 将棋棋士七段 (日本経済新聞) →将棋棋士・河口俊彦さん死去 連載「対局日誌」が好評(朝日新聞) →訃報:河口俊彦さん78歳=将棋棋士七段、作家(毎日新聞) 河口俊彦七段は、東公平さんとともに将棋ペンクラブの創設者で、初代会長だった。 —– 将棋ペンクラブ会報2003年秋号、河口俊彦七段の将棋ペンクラブ大賞(大山康晴の晩節)受賞のことば「天才の将棋的言語」より。 生前の芹沢博文は、いたく木村義雄名人を尊敬していて、いろいろなゴシップを聞かせてくれた。お得意にしていたのはこんな話だ。 「木村名人は昼飯のとき、赤坂の料亭で極上のうな重の出前をとる。それが運ばれると、ふたを取って茶をかけ、またふたをする。しばらく置いてふたを取り、うなぎを取り去る。そして香の物をおかずに、サラサラとかっこむ。うなぎをもったいないなんてケチッちゃいけな
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