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2011年12月23日のブックマーク (4件)

  • 名作ノンフィクション 「江夏の21球」はこうして生まれた  【連載第1回】 - Number Web : ナンバー

    1980年、日初のスポーツ総合雑誌として創刊された「Sports Graphic Number」の誌面に、画期的なノンフィクション作品が掲載された。「江夏の21球」は、日シリーズの最終戦で広島のピッチャー江夏豊が投じた21球の裏にある心理と智略を見事に描き出し、スポーツジャーナリズムに新しい可能性を拓いたのだ。 アスリートの内面に肉薄するという「Sports Graphic Number」を今も貫くスタイルが生まれた瞬間を、当時の編集長岡崎満義が1986年に記した文章で振り返りたい。 リリーフ投手のイメージを変えた――江夏豊の出現 『スポーツグラフィック・ナンバー』というスポーツ誌をやれ、といわれてから実際に発行するまで準備期間は七カ月あったが、「イケル!」と確信できたのは、江夏豊に会ったときだった。それは昭和55年1月2日、大阪のロイヤル・ホテルの一室であった。 江夏は何時間かのサイ

    名作ノンフィクション 「江夏の21球」はこうして生まれた  【連載第1回】 - Number Web : ナンバー
    y_koutarou
    y_koutarou 2011/12/23
    『ところが、それまで機嫌よく、まことに明快に自分の一球一球を解説してくれていた江夏が、急に表情をこわばらせて、「それは話すわけにはいかんな」と、言ったのである。』
  • 西本幸雄と江夏の21球。~悲運の名将を偲んで~(松井浩)

    もちろん、後悔しても、過去の歴史を取り戻すことはできない。野球は、グラウンドで行われたプレーだけが、歴史的事実として記録されるスポーツである。むしろ、四半世紀の歳月を経て、すでにユニフォームを脱いでしまった現在、どんな過去も穏やかに振り返ることができるということかもしれない。 「ただ、スクイズという戦法が、ウチの打ちまくる野球と違っていたのは確かやな」 西は、そうも言った。 「パ・リーグのお荷物」とバカにされ続けた弱小チームを、6年かけてリーグ一の打撃のチームに育てあげたという自負が、西にはあった。頭の中では「ストライクは、三つともバットを振れ」と思っている。「外野フライで同点や」。そうも思っている。 しかし、次の瞬間、西の左手が動く。当時、サインはベンチから三塁コーチャーを経て選手に伝えられた。西の利き手である左手が、右肩に触る。それが、1979年の日シリーズの命運を決するスク

    西本幸雄と江夏の21球。~悲運の名将を偲んで~(松井浩)
    y_koutarou
    y_koutarou 2011/12/23
    『さらに、石渡の打ち気のない見送り方は、西本の思いも急変させる。西本は、とっさに「石渡では、江夏を打てないのではないか」と思った。これも、西本の誤解だったかもしれない。』
  • 【あの人あの話題】ヤクルト“参謀”が思い描く“ポスト青木” - スポーツ - ZAKZAK

    今季、10年ぶりの優勝を目前で逃したヤクルト。来季こそ-と心を新たにしたところで、首位打者3度の青木宣親外野手(29)がポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ移籍を表明した。チームの顔であり攻撃の起点でもある青木の抜けた“穴”をどう埋め、いかに戦うのか? 参謀、伊勢孝夫1軍総合コーチ(66)のインタビューを、2日連続でお届けする。(聞き手・宮脇広久)  --青木が抜けます。後継の適任者は?  「抜けた穴をどう埋めるかが大きな問題やな。周りは上田(注)を挙げ、人も『来季は60盗塁を目指す』というとるけど、おれにいわせれば、寝言は寝ていえよという感じやな(苦笑)。まずはゲームに出なきゃだめでしょ」  --まだ力不足?  「最初は青木がいないから我慢して使うかもしれないが、塁に出られない試合が続けば、すぐ替えられる。まだ大風呂敷を広げるのは早い。謙虚に死にものぐるいでやることが一番大事

    y_koutarou
    y_koutarou 2011/12/23
    『『去年やれたから、今年は普通にやればAクラスに入るだろう。運がよければ優勝するかも』なんて甘い考え方を1人の選手、1人のコーチでもしたら、絶対に最下位になりますよ』
  • 【あの人あの話題】ヤクルト“参謀”が明かす“急失速”の真相 - スポーツ - ZAKZAK

    下馬評を覆し、一時は2位に8ゲーム差をつけて独走しながら終盤に負けが込み、まさかのV逸に終わったヤクルト。優勝に手が届くところまでいきながら、大失速した原因は何だったのか? 一方で昨シーズン途中の就任以来、驚異的な勝率を誇った小川淳司監督(54)の「勝つ秘訣(ひけつ)」とは? 指揮官を支えるベテラン参謀、伊勢孝夫1軍総合コーチ(66)に聞いた。(聞き手・宮脇広久)  --10年ぶりの優勝を目前で逃した  「わしも9月中旬に6ゲーム差をつけたときには、もうこのまま行くだろうと思った。あそこでひっくり返されてしまうということは…優勝する実力がなかったんだろうね」  --終盤に故障者が続出。宮や石川、久古らの病気も原因では  「確かに、故障とか病気があったけれど、それも選手が実力以上、目いっぱい働いて疲労が蓄積した結果。体力不足ともいえる。優勝争いの経験のなさ、重圧、疲労といったものが、9月中

    y_koutarou
    y_koutarou 2011/12/23
    『ところが急激に落ちてきて、2割6分台になった。《中略》10月に『変な打ち方しよるな。どっか悪いんちゃうか?』と聞いたら、『実は左手首が痛いんです』。いつからかと聞くと『ずいぶん前です』と』