全米写真家協会(ASMP)など写真家・イラストレーターを代表する複数の団体が4月7日、書籍をスキャンしてオンラインで公開するGoogleの計画は著作権を侵害しているとして集団訴訟を起こした。 原告は訴状をニューヨーク南地区の米連邦地裁に提出し、Googleはビジュアルクリエイターの権利を考慮せずに、出版物を違法にスキャンして公開していると申し立てている。Googleがスキャンした書籍に掲載されている写真やイラストを作成したビジュアルアーティストへの「公正な補償」を要求している。 訴訟には絵画同業組合、北米自然写真家協会などの団体や、エド・カシなどの写真家、シムズ・タバックなどのイラストレーターが参加している。 Googleは既に、米国の作家・出版社団体から書籍のスキャンに関して訴訟を起こされている。これら団体はGoogleに書籍電子化を認める形で和解しており、裁判所の和解案承認を待っている
検索エンジンはコンテンツにただ乗りしているとする出版社の批判に対し、米Googleが、検索エンジンはビジネスチャンスをもたらすと反論した。 新聞社や雑誌社が加盟する欧州出版社評議会(EPC)は7月9日に発行した声明文で、インターネットでは出版社や放送局のコンテンツが無断で利用されており、コンテンツ制作者が利益を得られていないと主張した。検索エンジンなどのアグリゲーターが「われわれの知的財産から巨額の利益を上げている」とも批判した。 「多数のプロバイダーが作家、出版社、放送局の成果を対価を払わずに利用している。長い目で見ると、これは高品質のコンテンツの制作と、独立したジャーナリズムの存在を脅かす。このため、われわれはインターネット上での知的財産の保護の改善を強く求める」と同団体は訴えた。 Googleは、こうした出版社の主張に賛同の意を示しつつも、同社の検索エンジンは出版社にとってプラスにな
Mr.Children、スピッツなど人気アーティストの楽曲約5000曲の著作権を管理するジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)は3月27日、動画共有サイト「YouTube」の日本版内における、音楽著作権に関する包括利用許諾契約をグーグルとの間で締結した。契約期間は1年。ただし、その後は自動契約更新が可能な内容が盛り込まれているものとみられる。YouTubeと正式な利用許諾契約を結ぶのは、国内の音楽著作権管理団体ではJRCが初めて。 JRC代表取締役社長の荒川祐二氏は、今回の締結について「これからの音楽業界、あるいはYouTubeを含む動画共有サイトにいい影響を与えると考えている」と評価。グーグル代表取締役社長の村上憲郎氏も「(包括利用許諾契約によって)YouTube上におけるユーザ利便性が一気に向上することを喜びたい。また、音楽コンテンツ産業の世界的な発展にプラットフォームとして貢献でき
米Googleは今週、かねてから言及していた「非常に複雑な」コンテンツ保護ツールを発表するという約束を果たした。だが、このツールは本当に著作権保護活動家らが求めてきたものなのだろうか? 専門家によると、これは正しい方向に向けた一歩ではあるが、問題解決の特効薬にはならないという。 Googleの広報担当者が10月16日にeWEEKに語ったところによると、YouTube Video Identificationツールには、著作権所有者が提供する関連資料のデータベースが含まれ、アップロードされた動画の主要な視覚的要素を取り出し、著作権で保護されたコンテンツとの一致を照合できるようになっている。一致が確認されたコンテンツについては、著作権所有者は削除するなり、閲覧を追跡するなり、あるいは閲覧を有料化して収入につなげるなりできるという。 オーディオコンテンツの著作権侵害を識別するAudible Ma
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文:Declan McCullagh(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、向井朋子、福岡洋一2006年08月07日 22時33分 1970年代にダラスのある成人映画専門の映画館が、映画「グリーンドア」の海賊版を上映する権利を主張した。この映画はわいせつ度が非常に高く、合法的な著作権保護は不可能だから、というのが主張の根拠だった。 「グリーンドア」はMarilyn Chambers主演で、当時としては斬新な異人種間セックスのシーンを盛り込んでいた。連邦控訴裁判所は、このような内容の映画でも連邦著作権法によって完全に保護されるとの裁定を下し、映画館側は敗訴した。 この映画館がひねり出した奇妙な理屈が、最近Googleによって繰り返された。人気の画像検索機能が女性のヌード写真のサムネールを表示しているのは著作権法違反だとして訴えられた裁判で、Googleは抗弁の際に同様の理屈を持ち込
GoogleおよびAssociated Pressからの発表により、GoogleがAssociated Pressのニュース記事と写真の利用に対し、対価を支払うことで合意していたことが明らかになった。 今回の支払いは、GoogleとAssociated Pressとの間の激い論争に決着をつける一方で、Googleがパリの通信社であるAgence France Presse(AFP)との間で抱えている訴訟にも影響を与えそうだ。AFPは2005年、Google Newsが同社の著作権を侵害しているとし、Googleに対し訴訟を起こしている。各種の報道によれば、Googleに1750万ドルの損害賠償を求めるAFPは、Googleが他のニュース配信元のコンテンツに対し支払いを行っていることが分かったことで、同社の主張に説得力が増すものと期待しているという。 この件が公になったのは米国時間8月2日だ
GoogleがAuthors Guildおよび何人もの作家から訴えられている。これはAmerican Association of Publishersがほのめかした同様の脅しに続くものだ。これらの作家と出版社は2000万冊の書籍をGoogle化するという壮大な新プロジェクトGoogle Printを「大規模な著作権侵害」と呼び、連邦裁判所に中止命令を求めている。 1976年がまたもや繰り返されている。当時も今も、コンテンツ所有者たちは法廷を利用して驚くべき新技術の差し止めを企てた。当時も今も、武器として選ばれたのは著作権だった。しかし当時も今も、コンテンツ所有者たちはもちろん本気で新技術を禁止したかったわけではない。当時も今も、かれらは他人のイノベーションから金を取りたかっただけなのだ。当時もそして今回も、コンテンツ所有者たちの訴えは退けられるべきものだ。 この出来事はわたしがFree
8000人を超える作家ら、著作権侵害でグーグルを提訴 2005年9月21日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年09月21日 ニューヨーク発――米国の作家協会『オーサーズ・ギルド』(ニューヨーク)は20日(米国時間)、「大規模な著作権侵害」を行なっているとして米グーグル社(カリフォルニア州マウンテンビュー)を提訴した。強力なインターネット検索エンジンを提供するグーグル社は、作家たちの作品を、許可を得ることなく商用目的において公有の著作物として扱うことはできないというのが申し立ての趣旨だ。 8000人以上の作家で組織されているオーサーズ・ギルドはマンハッタンの連邦地裁に提出した訴状のなかで、「同団体の作家の作品は、(グーグル社のサービスの対象となる)公立および大学の図書館の蔵書に含まれているが、商用目的での使用は許可されていない」と述べている。 同団体は、作家が自分の作品
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