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2014年12月5日のブックマーク (1件)

  • 科学と生活のイーハトーヴ » 私が女性であるということ

    自分が女性であるということを強く意識しはじめたのは、結婚してから、正確には子供を妊娠してからでした。 それまでは、「自分は女性だから損をしている」「得をしている」と考えたことは一度もなく、すべては個人の努力次第で決まると考えていました。 自分なりの悩みや紆余曲折はあったものの、世間的には「順調」な人生を送ってきたと思います。 だからこそ、というべきか、私はずっと、単純な「努力教」信者でした。 自分を支え、導いてくれた人たち(親、友人、先生方など)に感謝の気持ちはもっていたものの、はたしてそれが十分であったかどうか。 たまたまそういった人たちがそばにいて、好意を寄せてもらえたということ、多くのチャンスに恵まれたということを、自分にそれだけの価値があったから、と思いなすような傲慢さがなかったとはいえません。 そのようなナイーブさや傲慢さを強みともして、私はきわめて利己的に、自分の生