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ブックマーク / medg.jp (1)

  • Vol.196 『福島原発事故における被ばく対策の問題-現況を憂う』(その2/2) - MRIC by 医療ガバナンス学会

    独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター  院長(放射線治療科) 西尾正道 2011年6月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp ●内部被ばくの問題 白血病や悪性リンパ腫などの血液がんの治療過程において、(同種)骨髄移植の前処置として全身照射が行われているが、その線量は12Gy/6分割/3日で ある。しかしこの線量で死亡することはない。全身被ばくの急性放射線障害は原爆のデータから、致死線量7Sv、半数致死線量4Sv、死亡率ゼロの『しきい 値』線量1Svの線量死亡率曲線を導き出し、米国防総省・原子力委員会の公的見解としている。しかしがん治療で行われる全身照射12Gy(Sv)では死亡 しない。また医療用注射器の滅菌には20,000Gy(=Sv)、ジャガイモの発芽防止には150Gy(=Sv)照射されている。こうしたX線やγ線の光 子線照射では放

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