遠隔操作ウイルス事件に関連し、6月1日未明、「真犯人」を名乗る新たなメールが、記者を含むメディア関係者などに届いた。先週のアクセス1位は、そのメールに関する記事だ。 この事件をめぐっては、元IT会社員の片山祐輔被告が犯行を全面的に認め、再拘留されたため、「真犯人」メールも2度と届かないと思っていた。それだけに、再び届いた「真犯人」メールに記者は驚き、誰が送信したんだろう? と疑問に思った。 報道によると片山被告は関与を否定しており、弁護人の佐藤博史弁護士も、何者かが真犯人を装った「いたずら」との見方を示している。 メールは、片山被告が送り主からの指示を受けて先月のメールを送信した、と説明する内容になっている。文体が過去の「真犯人」メールに似ているなど気になる点はあるものの、真犯人しか知り得ない情報などは見当たらず、いたずらの可能性は高いと、記者も感じている。 では、このメールは誰が送ったの