日刊ベリタ : 記事 : 【西サハラ最新情報】お上も下々も、国際社会に逆らうモロッコ
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中東の窓 : ナイル川の水位の異常低下
ナイル川の水位の異常低下 2016年03月12日 16:24 エジプト中東関連 al jazeera net は、エジプトではこのところナイル川の水位が以上に下がり(写真。タハリール広場から放送局方向を望んだものと思われる)、カイロ市内でも、ナイルに方々で島が表れる状況で、市民の大きな懸念となっていると報じています。 灌漑省は、今は渇水期でしかも農業用の水を大量に必要とする時期ではないので、ナセル湖(アスワンハイダム)から流す水を制限しているとして、エチオピアが建設したダムの影響を否定している由 しかし、エチオピアは、発電のための第２のダムを計画している由。 http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/3/11/انخفاض-النيل-بمصر-وإثيوبيا-تخطط-لسد-ثان いずれにしても、「エジプトはナイルの賜物」ですから、その水位
中東の窓 : ベンガルダン事件その後
ベンガルダン事件その後 2016年03月12日 15:11 チュニジアＩＳ リビアとの国境の町ベンガルダンをＩＳ戦闘員が攻撃した事件については類似報告してきましたが、確か事件が起きたのが７日朝だったかと思うますが、治安部隊のＩＳメンバーの捜索は未だに続いている模様です。 一つにはベンガルダンから逃走した戦闘員の問題ですが、これを支援した休眠細胞sleeping cells が特にチュニジア南部にあり、それが最も危険と見られているとのことで、治安部隊の捜索はベンガルダン及び周辺の他、ガベス、タトウィーン、ケビリーの３県で続けられているとのことです。 また最近リビアからＩＳの指導部がチュニジアに潜入したとの報道もある由。 また、こういう状況ではよくある話ですが、チュニジ内で、一部の報道関係者、活動家が、ナハダに責任があるとして非難していて(要するに２０１１〜２０１３年のナハダ時代に、イスラム主
中東の窓 : アラブ諸国の分裂の深刻化(アラブ連盟の決議、声明）
アラブ諸国の分裂の深刻化(アラブ連盟の決議、声明） 2016年03月12日 11:19 サウジアラビアヒズボッラ アラブ連盟は外相会議で、ヒズボッラーをテロ組織と認定し、またレバノンとの連帯を表明する決議を採択しましたが、これらを通じて、アラブ諸国間の分裂、対立がさらにさらに鮮明になってきました。 勿論、アラブ部諸国の分裂、対立は今に始まったことではありませんが、その都度アラブ連盟の会議などでは、対立は覆い隠し、表面的な連帯を取り繕うことが多かったのですが、矢張りシリア問題、ヒズボッラー(その背後のイラン)等を通じて、深刻化してきたアラブの対立は、覆い隠せないところまで来ている模様です。 もしかすると、サウディ等ＧＣＣは、アラブ連盟等のアラブ全体の機構を通じての外交から、ＧＣＣ等サウディ主導の外交に軸足を移しつつあるのかもしれません。 報道から取りまとめてみたところ次の通り ・アラブ連盟は
中東の窓 : リビア情勢(ＩＳのローマ進軍？）
リビア情勢(ＩＳのローマ進軍？） 2016年03月11日 14:45 リビア仏 リビアでのＩＳの脅威は、チュニジアのベンガルダン攻撃が示すように、隣接国、地中海諸国にとって差し迫った脅威になっていますが、リビアのＩＳ関連情報次の通り。 ・リビアのＩＳ指導者と称する男は、ＩＳの勢力は日に日に強力になっているとして、カリフ国の復活を目指しており、周辺国及びローマの征服を警告した。 彼はaddel qadir al najdi としょうし、ＩＳの使者abu almughir al qahatani がデルナへのドローン攻撃で死亡した後、アブバクルによって指導者に任命されたとしている由。 彼はすべてのリビア人の意協力するように呼びかけ、周辺国はＩＳに抵抗する力はないとし、ＩＳがローマ征服の前衛になるとして、すべての移民、特にアフリカからの者がＩＳに参加するように呼びかけた (そうでなくとも北アフリ
中国国営紙、米軍事機密にハッキングした中国人を称賛
シンガポールで行われた航空ショーで展示されたF35戦闘機のレプリカ（2014年2月9日撮影、資料写真）。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN 【3月25日 AFP】米軍事機密にハッキングしたとして訴追され、中国政府のために米軍需企業にハッキングしたことを認めた中国国籍のス・ビン（Su Bin）被告（50）について、中国の国営英字紙・環球時報（Global Times）は23日、同被告を称賛する社説を発表した。 ス・ビン被告は、米国の複数企業から、輸送機や戦闘機の開発計画を含む企業秘密を盗もうとしたことについて、罪状を認めた。 23日の司法取引の合意文書によると、同被告は中国の2容疑者と共謀し、F22とF35戦闘機およびC17輸送機の設計図の入手を企てたことを認めた。ハッキングを受けた企業の中には米航空宇宙機器大手ボーイング（Boeing）も含まれていた。 同被告について環球時報は社説で
ベルギー爆弾攻撃で6人逮捕、フランスでは攻撃計画阻止
３月２５日、ベルギーの首都ブリュッセルで２２日発生した同時攻撃について、ベルギーの警察当局は新たに６人の容疑者を逮捕した。写真はブリュッセルのスカールベーク地区で家宅捜索する捜査員たち（２０１６年 ロイター/Christian Hartmann） ［ブリュッセル ２５日 ロイター］ - ベルギーの首都ブリュッセルで２２日発生した同時攻撃について、ベルギーの警察当局は新たに６人の容疑者を逮捕した。フランスでも、同国内での無差別攻撃を計画した疑いで、武力組織メンバー１人が逮捕された。
成功の秘訣は「昆虫」、フランス北東部のパスタ工房
フランス北東部ティエフォスで、昆虫の粉入りパスタのパッケージを持ちポーズを取る「アトリエ・ア・パット」のステファニー・リシャールさん（2016年2月8日撮影）。(c)AFP/JEAN-CHRISTOPHE VERHAEGEN 【3月24日 AFP】フランス北東部ティエフォス（Thiefosse）にある手作りパスタの工房が、歯触りが良くたんぱく質が豊富なある食材をパスタの原料に加えて以来、需要を満たすのに苦労している。加えられた食材は「昆虫」だ。 この工房は、ステファニー・リシャール（Stephanie Richard）さんが2012年に立ち上げた「アトリエ・ア・パット（Atelier a Pates）」。 「昆虫は、将来のたんぱく質です。良質のたんぱく質で消化にも良い」と語るリシャールさん。 実際、国連食糧農業機関（FAO）は2013年、人の食料としてだけでなく家畜の餌としても昆虫には「大
シリア・イラク各政府軍、IS掌握都市の奪還へ前進
イスラム過激派組織「イスラム国」が掌握しているシリア中部の古代都市パルミラの郊外にあるカタール王族所有の邸宅前に集まったシリアの親政府派部隊の兵士たち（2016年3月24日撮影）。(c)AFP 【3月25日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国（IS）」が掌握しているシリア中部の古代都市パルミラ（Palmyra）に24日、シリアの親政府派部隊が進行した一方で、イラク軍は同国北部モスル（Mosul）への攻撃を開始した。両都市はISが主要拠点としてきた都市で、ISに対する圧力が強まっている。 在英の非政府組織（NGO）「シリア人権監視団（Syrian Observatory for Human Rights）」によると、今月初めから砂漠地帯での作戦を開始していたシリアの親政府派部隊は、空からはロシア軍戦闘機、陸上では同盟関係にある民兵部隊の支援を受け、パルミラへ進行した。 露国防省は、露軍戦
アングル：ハンガリーがマイナス金利導入、次はどこか
３月２３日、ハンガリー国立銀行が２２日、中欧諸国および新興国として初めてマイナス金利政策の仲間入りをした。写真はハンガリー・フォリント紙幣。ブタペストで２０１４年２月撮影（２０１６年 ロイター／Bernadett Szabo） ［ロンドン ２３日 ロイター］ - ハンガリー国立銀行（中央銀行）が２２日、中欧諸国および新興国として初めてマイナス金利政策の仲間入りをした。近隣諸国で次にこの輪に加わるのはどこか、エコノミストは思いを巡らせ始めている。
中東の窓 : テロと犯罪組織の結びつき(ヨーロッパ）
テロと犯罪組織の結びつき(ヨーロッパ） 2016年03月25日 12:17 テロＩＳ ＢＢＣやＣＮＮによると、ベルギー等では本日もテロ関係者の摘発が続けられている模様ですが、al qods al arabi net は、テロ関係者とヨーロッパの犯罪組織の関係がますます明らかとなって、治安当局を悩ませていると報じています。 昔から過激派がその資金を入手するために、一般犯罪に手を染めることは珍しいことではありませんでしたが、ヨーロッパのテロと犯罪組織の関係で注目すべきことの一つは、犯罪出身者がその後過激派のテロリストとなる場合が多い、とのことです。 記事の要点のみ次の通り 「欧州の治安専門家は、これまで恐れていた犯罪組織と過激派組織の関係がテロの温床になるという事態が現実の者となったとして、警戒を強めている。 尤も、この傾向は必ずしも最近だけの問題ではなく、２００４年のマドリッドの連続列車爆破
中東の窓 : パルミラの戦い(シリア)
パルミラの戦い(シリア) 2016年03月25日 11:06 シリアロシア しりあでは９０％がた停戦が守られているとのことですが、その対象外のＩＳと政府軍との間にはパルミラをめぐり激しい戦闘が続いています。 シリア放送によると、政府軍とそれを支援する民兵等(ヒスボッラー等？)は、パルミラの西及び南西の入り口を占拠し、パルミラ市街に突入したとのことです。 これに対して、現地にいる活動家(反政府派)は、政府軍がパルミラの入り口を抑えたことは間違いないとしているが、未だ市内に突入はしていないと報告している由。 またシリア人権網によれば、ＩＳはパルミラの市民に対して、町から退去するように呼びかけており、これはＩＳがパルミラ市内に立てこもり、徹底抗戦する意図の表れてみている由 他方、政府軍に対してはロシア空軍が近接支援をして、激しい空爆を加えている由なるも、この戦闘で、ＩＳは２５日ロシア兵５名(確か
中東の窓 : シリアの和平(国連の動き、米ロ会談等）
シリアの和平(国連の動き、米ロ会談等） 2016年03月25日 10:44 シリアロシア どうも最近のシリアの和平問題を見ていると、７３年の第４次中東戦争の際の米ソの駆け引きの再来を見ている気がしてきます。 あの時は、イスラエル軍がエジプト第３軍の背後を制して、第３軍が壊滅に瀕し、ソ連が空挺部隊による直接介入をほのめかし、米国が核アラートを格上げして、米ソの対決に至る可能性が出てきたとして、世界がかたずをのんで見守り、安保理は連日連夜会議を開いていました。 しかし、現実の交渉は、米ソ間で直接行われ、安保理は結局、モスクワにとんだキッシンジャー長官とブレジネフとの交渉を見守るしかない状況に置かれました。 要するに冷戦の主役は中東でも米ソであることを世界中に再認識させた事件でした。 今回のシリアをめぐり和平交渉でも、一方で国連がシリア政府、反政府派を集めてジュネーブ交渉をしているときに(確か、
デリーの宿 – Indo.to
乗り換えのために必ず立ち寄らなければならない街というものがある。利用する国際線フライトが発着するようなところで、そこから旅行が開始されることになる。もちろんあちこち出歩いたりすることはあり、知己を訪れたり、グルメを楽しんだり、新しい注目スポットを訪れてみたりすることはあっても、すでに繰り返し訪問したことがあったり、かつて住んでいたことがある街となると、もはや好奇心を満たすよりも、旅行を始めるにあたって必要なものを調達する場所としての比重のほうが高くなる。 するとなるべく短い時間で用事を済ますことができるようにするため、滞在するエリアへのアクセス、鉄道駅までの距離、ATMあるいは両替所、携帯電話のSIM購入に手間がかからず販売する店の営業時間も長いなどといった、効率よく立ち回ることができる環境が大切になってくる。当然、その環境の中に宿そのものの利便性も加わってくる。 ロケーション、部屋の質に
【中国・四川省】チベット族自治区で土地の強制収用…抗議の村民を警官隊百名以上で鎮圧 - 黒色中国BLOG
四川甘孜海螺沟景区强征地 上百警察殴打抓捕维权村民 RFAさんの記事を読むと、場所は「甘孜藏族自治州」とありまして、 ここはチベット人の焼身抗議や衝突事件が多発している地域です。気になるので探してみたら、動画もみつかりましたのでこちらでも紹介しておきます。 場所の確認 記事には「四川省甘孜藏族自治州泸定县海螺沟景区堡子村」とありました。 グーグルマップで確認すると「堡子」という地名があるのでたぶんこの付近ではないかと思います。四川省の西側の山間地域には一般に「藏地」と呼ばれる「チベット族自治区」が広がっているんですけど、ここももれなく山深いですね。 動画 短い動画ですが、現場の状況がわかります。棍棒らしきものを振りかざした警官が村民に襲いかかってますね。 記事を読むと、この地域の政府は、村民の同意を得ないままに、1ムーを3千元の低価格で賠償金を勝手に決めて、土地収用を開始。抗議の村民を、棍
アングル：統計変更で「資本流出隠し」疑惑、人民元資産の関心後退
３月２５日、中国当局が外貨取引データの公表方法を事前の通告なしに突如変更したことで、市場では波紋が広がっている。写真は人民元とドルの紙幣、北京で１月撮影（２０１６年 ロイター/Jason Lee） ［上海 ２５日 ロイター］ - 中国当局が外貨取引データの公表方法を事前の通告なしに突如変更したことで、市場では波紋が広がっている。新たなデータ公表方法は国際慣行に沿っているとはいえ、人民元の下落圧力が高まるなかでの変更は投資家たちの疑念を呼び、人民元資産に対する買い意欲が後退している。 従来は、中国人民銀行（中央銀行）と商業銀行の外貨取引データが公表されていたが、人民銀行の外貨取引データのみの公表へと変更された。これをきっかけに、投資家の間では、中国当局は資本流出の本当の規模を隠ぺいしているのではないか、との見方が広がっているという。
コラム：ベルギー攻撃、ＩＳが「パニック」に陥った兆候か
アイテム 1 の 2 ３月２３日、ベルギー首都ブリュッセルで発生した爆弾攻撃は、犯行を表明した過激派組織「イスラム国」の強さよりも弱さから生まれている可能性が高い。写真は爆発が起こったベルギーの空港ビルの外に立つ職員ら。提供写真（２０１６年 ロイター/Geert Vanden Wijngaert/Pool） [1/2] ３月２３日、ベルギー首都ブリュッセルで発生した爆弾攻撃は、犯行を表明した過激派組織「イスラム国」の強さよりも弱さから生まれている可能性が高い。写真は爆発が起こったベルギーの空港ビルの外に立つ職員ら。提供写真（２０１６年 ロイター/Geert Vanden Wijngaert/Pool）
マレーシアの水域に中国船籍の船100隻が侵入＝首相府相
［クアラルンプール ２５日 ロイター］ - マレーシアのシャヒダン首相府相は、約１００隻の中国船籍の船が２４日に南シナ海のルコニア礁付近でマレーシアの水域に侵入したことを明らかにした。国営ベルナマ通信が伝えた。
イラク軍、モスル奪還作戦を開始 ISの主要拠点
ユーチューブに投稿された、イラク北部のモスルで軍事パレードに参加したイスラム過激派組織「イスラム国（IS）」の前身組織ISILの戦闘員らを写したとされる動画より（2014年6月12日投稿、資料写真）。(c)AFP/HO/YOUTUBE 【3月25日 AFP】イラク軍は24日、民兵部隊と共に、イスラム過激派組織「イスラム国（IS）」が支配する国内第2の都市、北部モスル（Mosul）の奪還作戦を開始したと発表した。ただ、モスルはISがイラクに持つ主要拠点だけに、長期にわたる難しい戦いを強いられそうだ。 イラク合同作戦司令部の声明によると、軍と民兵部隊はモスルを州都とするニナワ（Nineveh）州での制圧作戦の第1段階に着手し、4村を取り戻した。これらの村は現在もIS支配下にあるケイヤラ（Qayyarah）と、米国の支援を受けるイラク部隊が集結しているマフムル（Makhmur）の間に位置する。
習氏に「辞任要求」のニュースサイト、幹部ら4人失踪 中国
中国の習近平国家主席（2014年3月28日撮影、資料写真）。(c)AFP/JOHANNES EISELE 【3月25日 AFP】中国の習近平（Xi Jinping）国家主席の辞任を求める匿名の公開書簡を掲載した地元ニュースサイトの関係者4人が、1週間前から行方不明となっていることが24日分かった。4人の同僚が明らかにした。 習氏が政策上の誤りを多数犯していると非難したこの書簡は今月、ニュースサイト「無界新聞（ Wujie News）」に掲載され、その後削除された。 匿名でAFPの取材に応じた無界新聞の記者によると、同サイトの欧陽洪亮（Ouyang Hongliang）最高経営責任者（CEO）や編集責任者の黄志杰（Huang Zhijie）氏を含むスタッフ4人と先週から連絡が取れなくなっている。4人は中国当局の捜査に協力しているとみられるという。 記者は公開書簡の掲載について、おそらく「ハッ
イスラエル兵、負傷パレスチナ人を「処刑」 動画公開で物議
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ヘブロンで、負傷して路上に横たわる兵士襲撃事件のパレスチナ人容疑者に向けて銃を構えて狙いを定めるイスラエル兵。イスラエルの人権団体「ベツェレム」が公開の映像より（2016年3月24日公開）。(c)AFP/HO/B'TSELEM 【3月25日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸（West Bank）で24日、イスラエル兵が、兵士襲撃事件の容疑者とされる負傷したパレスチナ人の男（21）の頭部を撃ち射殺する出来事があった。射殺場面を捉えた動画はインターネット上で拡散し、非難の声を集めている。 イスラエル人とパレスチナ人との間では昨年10月以降、暴力事件が相次いでおり、この動画によって状況がさらに悪化する恐れがある。 動画には、ヨルダン川西岸ヘブロン（Hebron）で、負傷し路上に横たわるパレスチナ人の男が写されている。男は別の男と共にイスラエル兵を刃物で刺したと
失踪の書店主、香港に戻る 拉致説を否定
香港（ＣＮＮ） 中国の体制に批判的な書籍を扱う香港の書店関係者が相次いで失踪した問題で、香港自治政府は２５日までに、書店主の李波氏が３カ月ぶりに香港に戻ったことを明らかにした。 李氏は２４日、香港の出入国管理当局者に対し、書店の親会社の株主である桂敏海氏をめぐる捜査に協力するため中国に滞在していたと述べ、拉致されたわけではないとした。香港の出入国管理当局は李氏が香港を出た記録を示していない。だが李氏は、どうやって中国国境を越えたのかについては説明しなかった。 李氏はまた、香港警察に対し、「友人の支援を受けて自らの意思で自力で中国に戻った。拉致ではない」と供述。中国にいるあいだは自由で安全だったとしている。 李氏は英国の旅券を所持している。英国は李氏が「自らの意思に反して」香港から連れ去られたと主張。李氏の件は英中間の協定の「深刻な違反」にあたるとしていた。 李氏のほか書店関係者４人が失踪し
シリア軍、ＩＳＩＳからパルミラ奪還の構え 国営メディア
（ＣＮＮ） シリア政府軍が同国中部のパルミラに入り、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国（ＩＳＩＳ）」から同市を奪還する構えを見せている。シリア国営メディアが２４日に報じた。 国営メディアの映像には、シリア政府軍がパルミラ南西部に進入しているとする様子が映し出されている。キャスターによれば、政府軍は近く、歴史的な遺跡がある同市近郊のタドムルで「ＩＳＩＳのテロリストの掃討」に成功したと発表する見通しだとしている。 国営メディアなどは前日、政府軍がパルミラ近郊の戦略的要衝となっている丘を奪還したと伝えていた。 一方、シリア政府軍がパルミラ奪還の構えを見せているとの報道を受け、ＩＳＩＳは同市を依然として掌握しているとする動画を公開。動画はパルミラの人けのない通りを映した後、ＩＳＩＳの戦闘員が砂漠でタンクの上に座っている映像に切り替わった。パルミラ入りを目指すいかなる部隊も撃退するとしている。
中東の窓 : ＩＳの外国人戦闘員
ＩＳの外国人戦闘員 2016年03月25日 21:16 ＩＳテロ ＩＳのイラク、シリアでの戦闘に参加している外国人過激派の数については、これまでも何度か報道を紹介しましたが、al jazeera net は英国紙dayly mirror が報じるＮＹのsuhan とかいう調査機関の数字を報じています。 この数字の確実性については勿論、判断のしようもありませんが、かなり詳しい内容で、特に最近の欧州でのテロとの関係で興味があるので、要点のみ次の通り ・suhan によると、ＩＳに参加するため、シリアとイラクに渡った、過激派の数は２１０００〜３００００の間で、この数はアフガニスタンへのソ連侵攻の１０年間にアフガニスタンへ渡った外国人よりも多い。 ・外国人は８６の国からきているが、中でも最も多い１０か国は次の通り チュニジア ６５００名 サウディ ２５００名 ロシア ２４００名
中東の窓 : リビア情勢(トリポリの非常事態宣言）
リビア情勢(トリポリの非常事態宣言） 2016年03月25日 16:10 リビア国際機関 リビアについては毎回状況はますます複雑で困難になりつつあると書いていますが、さらに複雑化した模様です。 アラビア語メディアは、トリポリ政府の首相が２５日早朝、最大限の非常事態を宣言し、同政府を支持する軍等に対して、警戒を強化し、検問所を増設し、パトロールを強化するように命じたと報じています。 記事はさらに、この宣言はトリポリ政府の反対にもかかわらず、新統一政府が２２日、近くトリポリに移駐すると発表したことを受けて行われたものであるとしています。 記事はさらに、トリポリ政府を支持する軍等に加え、「リビアの暁」等の民兵組織が、トリポリを含むリビアの西部を支配しているとコメントしている。 http://www.alquds.co.uk/?p=505500 http://www.alarabiya.net/a
試作すらせずに、新商品の売れ行きを事前リサーチするには？
「誰でもクリエイティブになれる」 新刊『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』プロモーションで来日し、すべて英語、通訳なしの特別セミナーをグロービス経営大学院で行った起業家育成のエキスパート、ティナ・シーリグ教授 Photo: ATSUKO TOYAMA (CROSSOVER) 「例えば、マクドナルドが『マックスパゲッティ』という新コンセプトの料理を売り出したいとしましょう。実際に商品開発をする前に、売れそうかどうかをテストするとしたら、いちばん簡単なのはどんな方法でしょうか？」 会場から、次々に手が挙がる。「食べたいかを消費者に聞く」「スパゲッティをビッグマックに挟んでみる」「実際に作って試食してもらう」......。 答え――メニューに「マックスパゲッティ」と記載する。ただそれだけ。会場の聴衆からは、その手があったかと、ため息が漏れる。試作する必要すらないのだ。この方法なら費用をか
米国、サイバー攻撃でイラン人7人を起訴 銀行やダム標的
３月２４日、米司法省は、国内金融機関数十社とニューヨークのダムのコンピューターシステムにサイバー攻撃を仕掛けたとして、イラン人７人が起訴されたと発表した。写真はワルシャワで２０１３年２月撮影（２０１６年 ロイター/Kacper Pempel） ［ワシントン／ボストン ２４日 ロイター］ - 米司法省は２４日、国内金融機関数十社とニューヨークのダムのコンピューターシステムにサイバー攻撃を仕掛けたとして、イラン人７人が起訴されたと発表した。 ニューヨーク州連邦地裁の大陪審の起訴状によると、攻撃は２０１１─１３年にかけて繰り返し行われ、少なくとも４６の主要銀行や金融サービス会社が対象となった。ＪＰモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ、アメリカン・エキスプレス、ＡＴ＆Ｔも標的となった。
中東の窓 : ベンガルダンに対する攻撃とＩＳの脅迫
ベンガルダンに対する攻撃とＩＳの脅迫 2016年03月11日 14:12 チュニジアＩＳ ＩＳのベンガルダン攻撃は未だ完全には制圧されていない模様で、１０日も治安部隊が過激派３名を殺し、１名逮捕したが、その後夜間外出禁止令の時間になっても、市内で銃撃の音が響いている由。 他方、ＩＳの広報機関のal batar が、ベンガルダンへの攻撃は失敗したが、この戦いはイデオロギーの戦いで、まだ始まったばかりであるとして、さらなる攻撃を予告し、チュニジア軍に対して手遅れにならない前に、悔い改めるように呼びかけた由。 他方、首都チュニスのバルドー地区（国会議事堂と、例のバルドー美術館があるところ)では、議会のすべての出入り口が閉鎖され、多数の治安部隊員がバルドー地区に展開しており、同地区に至る道路も閉鎖され、テロ攻撃に備えている様子が見て取れる由 また議会から１㎞地点で何者かが治安部隊の武器を盗み、建物
中東の窓 : EU議会のエジプト非難(人権問題）
EU議会のエジプト非難(人権問題） 2016年03月11日 12:22 エジプト人権 エジプトに関してもう一つ。 こちらの方は多くの人が批判、非難しているエジプト治安当局の人権無視の問題です エジプトでイタリア人青年(英国大学の大学院生で確かエジプトの労働運動を研究していたと思う）の遺体が発見され、彼がイタリア共産党と関係があると疑われ、エジプトの情報局か治安関係者により拷問され、殺害された疑いがあるとして、エジプトとイタリアの外交問題になっていたことは先に報告しました。 どうやら今日まで、エジプト政府はイタリア政府等に対して、事件は治安当局の行ったものではないとの証拠は提出できなかった（しなかった）模様で、ＥＵ議会がエジプト政府の人権問題につき非難する決議を採択しました。 決議は、エジプト政府に対して、イタリア政府と協力するように呼びかけ、イタリア青年の殺害に関して、イタリア政府と協力す
中東の窓 : ごみの万里の長城(ベイルート）
ごみの万里の長城(ベイルート） 2016年03月10日 21:13 レバノン これは時ならぬ氷の川ではありません。 前から報告しているベイルートのごみ騒動で、ロシアに運び出そうとした計画もおじゃんとなり、ついにこのように道路を占拠してごみの山脈がベイルートにできたとのことです。 これを伝えるＣＮＮの現地特派員は、現在でも悪臭が立ち込めているのに、これから温度が上がる季節に入ったら、疫病等の源泉になるだろうとコメントしています。 「中東のパリ」もごみの万里の長城では色気もありませんが、今のところ政治も不在(大統領不在)で、適切な解決は見つかっていないもようです。やれやれ http://edition.cnn.com/2016/02/24/middleeast/lebanon-garbage-crisis-river/index.html
中東の窓 : ＩＳメンバー名簿の流出
ＩＳメンバー名簿の流出 2016年03月10日 21:01 ＩＳテロ アラビア語メディアはいずれも、２２０００名のＩＳ名簿が流出して、英国メディアに流れ、その内容は関係国政府に伝えられたと報じています。 尤も、al qods al arabi net とal arabiya net は英国のsky news がＩＳの逃亡者から入手したとしているのに対して、al jazeera net は、英国のguardian 紙がドイツ情報局の情報として報じているとしていますが、どちらも名簿に載せられたものの数が２２０００名、国籍が５１にわたっている(al qods al arabi net だけは５５か国）としてほぼ同じ内容ですから、おそらくは同一のソースではないかと思われますが、その間の関係については不明です。 その内容は次の通りで、名簿にはこれまでＩＳのメンバーとして知られていない人物も載っており
中東の窓 : ギザでの爆発事件(エジプト)
ギザでの爆発事件(エジプト) 2016年03月10日 10:55 エジプトテロ al qods al arabi net とal arabiya net は９日夜、大カイロのギザのピラミッド地域で、爆発が生じ民間人３名が負傷したと報じています。 それによると、どうやら爆発は治安部隊車両の通過に合わせての爆発事件の由で、警察が現場を閉鎖して捜査中の由。 なお、後者は容疑者１名が逮捕されたと報じているが、背後関係は不明。 犯行声明は出ていない模様 http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2016/03/10/مصر-انفجار-في-منطقة-الهرم-بالجيزة.html http://www.alquds.co.uk/?p=496818 犯行現場がどの程度ピラミッドより遠いのかは不明ですが、ピラミッド地区ということは、外国
「フランスでテロ計画」の男、パリ近郊で逮捕
フランスのパリ近郊のアルジャントゥイユで、強制捜索が行われている間に通りで話す警官と爆発物処理班（2016年3月24日撮影）。(c)AFP/GEOFFROY VAN DER HASSELT 【3月25日 AFP】フランス・パリ（Paris）近郊で24日、同国に対する攻撃計画で「進んだ」段階にあったとされる男が逮捕された。ベルナール・カズヌーブ（Bernard Cazeneuve）内相が発表した。 カズヌーブ内相が記者団に語ったところによると、警察がパリ北西のアルジャントゥイユ（Argenteuil）で行った強制捜索が、「重要な逮捕」につながった。ただ、今回の攻撃計画は昨年のパリ同時テロ、22日のベルギー・ブリュッセル（Brussels）の連続テロのいずれに関しても「つながりを示す明白な証拠はない」という。 逮捕された男はフランス国籍で、「攻撃計画に高いレベルで関与している疑いがある」とされ
カラジッチ被告に禁錮40年、ボスニア内戦大量虐殺などの罪
３月２４日、オランダ・ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷は、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦のセルビア人指導者、ラドバン・カラジッチ被告（写真）に、１９９５年にイスラム教徒約８０００人が殺害されたスレブレニツァの虐殺に関与したとして、禁錮４０年の有罪判決を言い渡した（２０１６年 ロイター／Robin van Lonkhuijsen） ［ハーグ ２４日 ロイター］ - オランダ・ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷は２４日、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦のセルビア人指導者、ラドバン・カラジッチ被告（７０）に対し、１９９５年にイスラム教徒約８０００人が殺害されたスレブレニツァの虐殺に関与したとして、禁錮４０年の有罪判決を言い渡した。
フランスで武装組織メンバーを逮捕、無差別攻撃計画か
［パリ ２４日 ロイター］ - フランスのカズヌーブ内相は、フランス国内で無差別攻撃を計画していた疑いで、武装組織メンバーのフランス国籍の人物を２４日朝に逮捕したと明らかにした。
パリテロ容疑者、仏送還を希望 ベルギー事件「知らなかった」
仏パリ同時テロ事件に関与したとされるサラ・アブデスラム容疑者。仏警察公開（2015年11月15日提供）。(c)AFP/POLICE NATIONALE/dsk 【3月25日 AFP】昨年11月のフランス・パリ（Paris）同時テロの実行犯とされ、ベルギーの首都ブリュッセル（Brussels）で逮捕されたサラ・アブデスラム（Salah Abdeslam）容疑者が、「できるだけ早い」フランスへの送還を希望していることが分かった。弁護士が24日、明らかにした。 スベン・マリー（Sven Mary）弁護士はまた、22日にブリュッセルの空港と地下鉄で発生した連続テロについて、アブデスラム容疑者が事前に知っていたのかという質問に対し、「彼は知らなかった」と英語で答えた。 昨年11月13日に発生し、130人が犠牲になったパリ同時テロの実行犯10人のうち、唯一の生存者とされる同容疑者は、4か月にわたり逃亡
旧ユーゴ戦犯法廷、カラジッチ被告に禁錮40年 大量虐殺で有罪
オランダ・ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷（ICTY）で、判決の言い渡しを待つ元セルビア人勢力指導者ラドバン・カラジッチ被告（2016年3月24日撮影）。(c)AFP/Robin van Lonkhuijsen 【3月25日 AFP】ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦（1992～95年）中、第2次世界大戦（World War II）以来欧州で最悪の残虐行為に及んだとされる当時のセルビア人勢力指導者、ラドバン・カラジッチ（Radovan Karadzic）被告（70）に対し、オランダ・ハーグ（Hague）にある国連（UN）の旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷（ICTY）は24日、ジェノサイド（大量虐殺）などの罪で禁錮40年の有罪判決を言い渡した。 クォン・オゴン（O-Gon Kwon）裁判官は、1995年にスレブレニツァ（Srebrenica）でイスラム教徒の成人男性や少年約8000人が殺害されたジ
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