日大アメリカンフットボール部の選手による危険タックルは、当時の監督とコーチによる「選手を精神的に追い込む」ような指導があったと5月29日、関東学生アメフト連盟が認定した。 若者を教育する場である学生スポーツの現場で、なぜこうした状況がもたらされてしまったのか。山本宏樹・東京電機大学助教(教育社会学)は、「"ダークペダゴジー(闇の教授法)"による心理的支配の典型例」と、ハフポスト日本版への寄稿で指摘する。危険タックルを招いた「指導」の構造を読み解き、解決へのヒントを示してもらった。
![「ダークペダゴジー」が、危険タックルを引き起こした。教育学者が指摘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/15ad1e4adec935629778d13dd8300475a8bca977/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c63905f2400007002a2454c.jpeg%3Fops%3D1200_630)
スロバキア東部コシツェのアパート(2015年12月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAMUEL KUBANI 【5月30日 AFP】少数民族の人々に対する敵意は伝染しやすく、少数民族に対する破壊的な行動の受容性は、他者の行動次第で容易に変わるという研究結果を、チェコとスロバキアの合同チームが発表した。 研究に参加したミハル・バウアー(Michal Bauer)氏とユリエ・ヒティロバ(Julie Chytilova)氏は23日、「反社会的な行動を規制する社会規範は、そうした行動が少数民族に向けられた場合、非常にもろくなる」とAFPに語った。 研究は2013年に、チェコ・プラハのカレル大学(Charles University)にある経済研究所「CERGE-EI」と独ミュンヘンのマックス・プランク研究所(Max Planck Institute)、スロバキアのコシツェ(Kosice)にあ
プエルトリコ・サンフアン(CNN) 米自治領プエルトリコを昨年9月に襲ったハリケーン「マリア」による死者数が、当局が発表している64人という数字よりもはるかに多い4645人に達する可能性があるとの試算が出ていることがわかった。米ハーバード大学などによる調査結果が29日、医学誌NEJMに発表された。 報告書の執筆者はハリケーンによる死者数が「かなり低く見積もられている」としている。 これまでも当局による死者数は議論の的となっていた。CNNなど報道機関は政府統計や、遺族や葬儀場への取材などを通じ、当局が発表した死者数に疑問を呈してきた。 これまでの推計ではハリケーンによる死者数は約1000人との見方が出ていた。 ハーバード大の調査チームは今年に入り、無作為に選んだ3299世帯を対象に死者などに関する調査を実施した。こうした結果を受けて、9月20日のハリケーンの襲来から2017年12月31日まで
【5月29日 AFP】モザンビーク北部の村で先週末、子どもを含む10人が首を切断され殺害された。イスラム過激派による犯行とみられるという。現地の情報筋が29日、明らかにした。 事件はカボデルガド(Cabo Delgado)州パルマ(Palma)に程近いモンジャーネ(Monjane)村で発生。 当局者はAFPに対し、「この悲劇についての報告を受けた」と説明。現地の住民も10人の殺害について認めており、イスラム過激派による犯行だと非難した。 昨年10月以降、同州ではイスラム過激派の犯行とされる攻撃が相次いでいる。 報復を恐れて匿名で取材に応じた住民の一人によれば、犠牲者の一人はモンジャーネ村の指導者だという。 この住民はさらに、10月にモシンボア・ダ・プライア(Mocimboa da Praia)町の治安施設に対して攻撃を仕掛けたとされるイスラム系武装勢力に言及し、「この指導者は、森にいるシェ
バングラデシュ・ウキヤにあるクトゥパロン難民キャンプで、雨期に備えて仮設住宅の屋根が吹き飛ばされないように重しとして積まれた土のう(2018年5月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / Munir UZ ZAMAN 【5月30日 AFP】世界最大の難民キャンプのほこりっぽい斜面にぽつんとたたずみ、オシウル・ラフマンさん(53)は丘に目を向けていた。数日前、その丘で土砂崩れが起き、1人の難民の少女が生き埋めになって亡くなったばかりだった。ラフマンさんは、自分の足元の土が今にも崩れ落ちるのではないかと不安を抱いていた。 「私たちの家族は今に命を落とします。ここではあちこちに子どもがいますが、雨が降れば土砂崩れが起きるのではないかと気が気ではありません」。AFPの取材に応じたラフマンさんは、急斜面に建てられた竹製の掘っ立て小屋に家族9人で暮らしている。 この9か月の間にバングラデシュへ逃れて来
いよいよ今日施行される EU 一般データ保護規則(GDPR)に関して、企業における認知や対策が進んでいない現状からいくつかのリスクが考えられる一方で、サイバー犯罪の観点で考えたときに外せないのが、「GDPR に関連したサイバー犯罪は起きるのか?」という疑問です。GDPR 施行に合わせて、遅れる認知や対応に起因したリスクと、施行に関連してどのようなサイバー犯罪が起きる可能性があるのかを考察してみます。 EEA 参加国の個人情報を取り扱っている企業においても、GDPR への対策はおろか認知・理解が進んでいない実態については先日解説した通りです。近年、国内でも個人情報保護法や割賦販売法の改正といった個人情報の取り扱いに関連した法規制の整備が進んでいますが、海外発の法規制で国内法人組織に影響を及ぼすものがあるということ自体想定していなかたったという方たちも少なくないかもしれません。結果的に、GDP
ベラルーシの首都ミンスクの郊外に、中国企業専用の工業団地が創設されつつある。こちらがHPであり、英語で「Great Stone」というのが工業団地の名称となっている(中国語では「中白工業園区」)。 それで、こちらの記事の中で、ベラルーシのコビャコフ首相がGreat Stoneの目標について語っている。首相いわく、2021年までには、第1段階の850haを複合的に開発する計画である。それまでには、累計投資額10億ドル、入居企業100社、生産高10億ドル以上、雇用7,000人を達成したい。有利な地理的条件ゆえに、ロジスティクス面などでの優位があり、中国・EU間の輸送をベラルーシ領を経由して行うトランジット貨物輸送を最適化できる。中国とベラルーシの貨物も増える。これらのことは、工業団地に国際的な地位を与えることになり、一帯一路の枠内でGreat Stoneを中心にした中国~欧州間の輸送回廊を構築
(CNN) 米ハワイ島のキラウエア火山で噴火が続き、割れ目からの溶岩流が迫る地域からさらに多くの住民が避難している。 地元の災害対策当局は27日、火山東側に位置するレイラニ・エステーツの一部住民に対し、ただちに避難するよう指示を出した。 キラウエア火山の噴火が今月初めに始まってから、東側一帯の計24カ所に亀裂が発生している。米地質調査所(USGS)が27日に発表したところによると、このうち1カ所では、噴き出した溶岩が割れ目の両側にたまり、高さ30メートルを超える丘ができている。 レイラニ・エステーツでは28日、時速約4メートルで道路を横切る溶岩流が観測された。 USGSによると、二酸化硫黄などを含む火山性ガスも依然として盛んに放出されている。火口からの噴煙は28日早朝、4000メートル近い高さに達した。 風向きの変化により、火山性ガスや火山灰で影響を受ける地域はさらに拡大することが予想され
ロシア極東で現地調査中であり、ウラジオストクの後はアムール州の州都ブラゴヴェシチェンスクに来ている。本日は日曜日で時間に余裕があったので、アムール川沿いを散策してみた。ご存知の方も多いと思うが、ブラゴヴェシチェンスクは対中国境の街であり、アムール川の向こうはもう中国の黒河という街である。ていうか、あまりに近いので、単に1つの街が川によって南北に分けられているだけのような印象を受ける。それで、本日川沿いを歩いていると、妙に賑やかであり、ただ単に日曜日だから人々が繰り出しているようには思えない。どうもこの日は、ブラゴヴェシチェンスク誕生の162回目の記念日だったようだ。後から調べたところ、こちらに見るように、5月27日から6月2日までお祝いが続くそうで、中でも本日5月27日がメインの祝賀行事が行われる日だったらしい。ちなみに、ブラゴヴェシチェンスク誕生からは162年だが、アムール州創設からは1
アッバス議長の退院(パレスチナ) 2018年05月28日 20:18 パレスチナ中東紛争 アラビア語メディアは、アッバス議長が28日退院し、記者団に対し「自分は元気で、明日から職務を再開すると語ったと報じています。 若干ぼやけてはいるものの、アッバス議長は杖もつかず、他人の腕にもつかまらずに歩いて退院した模様で(写真)、少なくとも当面は彼の後継者問題は表面化はしないかと思います。 しかし、いずれにしてもアルジェリアのブーテフリカ大統領にしても、アッバス議長にしても、私などが名前をよく知っていた中東の指導者も皆さん交代時期を迎えているのでしょうか? それにしてはネタニアフは元気ですね。 http://www.alquds.co.uk/?p=943231 タグ : パレスチナ
イランの抗議活動の拡大 2018年05月29日 09:29 イラン経済 イランの抗議活動に関しては、司法当局が厳しい措置をとると警告したことは昨日報告したところですが、どうやらそれにもかかわらず、抗議はテヘランの中心まで拡大している模様です。 これもal arabiya netの記事ですが、28日、養鶏場の経営者や労働者党が、鳥の価格が安すぎて経費も出ないとしてテヘランの中心で抗議をして、ロウハニ大統領の家の前でもデモをしたとのことです。 また食物油工場の労働者も、給料の問題の他早期退職制度に対して抗議したとのことです。 さらに数日前からお伝えしている南部を中心としたトラック運転手の抗議ストは未だに続いている模様です。 https://www.alarabiya.net/ar/iran/2018/05/29/غضب-في-قلب-طهران-واحتجاجات-تصل-مكتب-روحان
名古屋大学の研究グループは、半導体結晶が光のない環境で異常に大きな可塑性(形状変化能力)を示し、破壊を生じにくくなる現象を発見した。また、結晶を取り巻く光環境が、結晶の形状変化メカニズムを大きく変化させることも解明した。 研究グループは今回、無機半導体の1つである硫化亜鉛結晶について、常温での変形挙動を調べた。その結果、光のある環境では、従来考えられていたとおり可塑性が非常に小さく、脆く壊れやすい性質を示した一方、完全暗室下では、金属のように壊れにくい性質を示すことを発見した。 変形後の結晶を調査したところ、その原因は、結晶内部に存在する転位(原子配列の乱れの一種)が、光の照射に誘発された電子や正孔と強く相互作用し、変形メカニズムを大きく変化させるためであることがわかった。このメカニズムを詳細に検討すると、多くの物質・材料において、光環境が変形メカニズムに影響し、類似の現象が起こりうると予
今回、ブラゴヴェシチェンスクに来て、同市と対岸の中国・黒河を結ぶ道路橋の建設プロジェクトについて情報を収集したので、簡単に整理しておく。 これまでは、両市の間は、川が凍っていない時期には船で、凍っている時期にはその上を自動車でという形で行き来していた。以前から、アムール川に橋を渡すという構想はあり、近年ではロープウェーで両岸を結ぶといった案もあったようだ。それが一気に動き出したのが2015年9月であり、プーチン大統領の訪中時に橋の建設に関する政府間協定が結ばれた。2016年末から建設作業が本格化した。橋の設計はギプロストロイモスト研究所が担当した。建設総額は161億ルーブルほど。橋は全長1,081m。2019年2月にロシア建設部分と中国建設部分が繋がり、最終的には同年12月の完成が予定されている。なお、建設地は、ブラゴヴェシチェンスクの中心地からはやや離れており、上掲略図に見るように、アム
トレンドマイクロは、2018 年 5 月上旬、メキシコを発信源とする「Mirai」の亜種を利用したネットワークスキャン活動を確認しました。この攻撃は、2018 年 4 月にブラジルで確認された、Mirai を模倣した中国発のネットワークスキャン活動に類似しています。異なる点は、今回検出された活動の一部で、光通信規格「Gigabit Passive Optical Network(GPON)」を利用する家庭用ルータの 2 つの脆弱性、「CVE-2018-10561」と「CVE-2018-10562」を狙う攻撃が確認されたことです。これらの脆弱性を利用すると、機器への侵入と「遠隔でのコード実行(Remote Code Execution、RCE)」が可能になります。 ■メキシコで確認されたネットワークスキャン活動 トレンドマイクロは、2018 年 5 月 8 日 0:00から 5 月 10 日
京都大学らの研究グループは、1量子ビットしか使えない「弱い」量子コンピューターでも古典コンピューターより「強い」ことを、初めて理論的に証明した。 しかし、大量の量子ビットを自由自在に扱える巨大な万能量子コンピューターの実現は、まだ遠い未来のこと。そこで、近い将来に実現できるレベルの「弱い」量子コンピューターでも、古典コンピューターに対する優位性(量子スプレマシー)を持つことを示そうとする研究が盛んに行われている。 例えば、「one-clean qubitモデル」は、1998年に提案された最も古い「弱い」量子計算モデルの一つ。1量子ビットしか使えず、弱そうに見える一方、Jones多項式の計算など、古典コンピューターで効率的に計算する方法が知られていない量を効率的に計算できることが示されている。しかし、Jones多項式を計算する効率的な古典アルゴリズムが発見されれば、one-clean qub
陽子(プロトン)は複数のクォークが結合した構造になっているとされているが、このクォークにかかっている圧力の測定に米トーマス・ジェファーソン国立加速器施設の研究者らが成功した(マイナビニュース、nature誌掲載論文)。 クォークは「強い力」と呼ばれる力で結合している。今回測定された圧力はこの力によって発生していると考えられているもので、陽子の中心部でクォークにかかる圧力は1035Paという超高圧力が働いていることが分かったそうだ。これは中性子星の内部よりも高い圧力だという。 また、陽子の中心から0.6fmの範囲では斥力が、それより外側では引力が働いていたことも分かったという。
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
パプアニューギニアの居住者は、好むと好まざるとにかかわらず、1カ月間をFacebookなしで過ごすデジタルデトックス期間に入る可能性がある。 パプアニューギニアのSam Basil通信相は現地時間5月29日、現地メディアのPost-Courierに対し、Facebookを同国で1カ月間使用禁止にする考えを明らかにした。その期間に、偽のプロフィールを特定し、同プラットフォーム上のわいせつ画像の拡散を防止する方法を検討するという。 「その期間に、偽のアカウントの背後にいるユーザー、わいせつな画像をアップロードするユーザー、偽情報や誤解を招く情報をFacebook上に投稿するユーザーを特定するための情報を収集し、それらのアカウントをふるい分けて削除する」とBasil氏は述べた。この作業は、2016年に制定された同国のCyber Crime Actの施行の一環として位置づけられるという。 Basi
<1895年に日本初の市電が京都市に誕生し、その後、日本最大の路面電車網となったが、今はもうない。世界各地で市街中心部への車の乗り入れを禁止しようという動きがあるが、京都の市電を復活させる手立てはないのか> 京都市を訪れる観光客は年間5700万人近くに上るが、その中で、この街がかつて日本最大の路面電車網を誇りにしていたことを知っている人はごくわずかだろう。 京都は美しい街であり、日本文化の中心だ。今年は明治維新から150年目を記念するさまざまな祝賀イベントが行われている。その一方で、祝賀気分は薄れるものの、京都の歴史におけるもう1つの出来事がある。「市電」の名で親しまれた路面電車網が全面廃止されてから、今年で40年目を迎えるのだ。 最近は世界各地で、市街中心部への車の乗り入れを禁止しようとする取り組みが目立つ。さらに、シドニーをはじめ、かつては広範囲の路面電車網を誇りにしていた多くの都市が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く