3月16日、いよいよ新iPadが発売される。 iPadは同じOS Xファミリーとして興味深い製品だが、「造る」よりも「使う」ことに重点が置かれたデバイスなだけに、iPhoneとMacの狭間とも言うべき微妙なポジションにあることは確かだろう。しかし今回、Appleが掲げる「Resolution Independent(解像度非依存)」の方向性を確かなものにするデバイスとして、注目すべき存在となっている。 Resolution Independent環境実現への動きは、OS X 10.4(Tiger)の頃から存在する。「HiDPI」と呼ばれる解像度非依存の技術により、ディスプレイの解像度が上がっても、アプリケーションのウィジェット類やテキストはベクトル拡大により滑らかに表示できるようになったのだ。 しかし、この機能はOS Xでは有効化されていない。Lionの現在も、HiDPIはデフォルトでオフ
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