とある雑誌から恋愛本のおすすめ本三冊をセレクトするようにたのまれた。 資料をあつめるためにむかし読んだ本の書評をあらためて読み返した。 どの本をセレクトしようかな。 わたしとしては『この人と結婚していいの?』と『なぜ彼は本気で恋愛してくれないのか』、『恋愛セラピー』をおしたいのだが、わたしに期待されているのは「評論・新書・哲学」のジャンルらしい。どうしよう。 男と女のすれちがいに悩む人には最高の名著だと思う。男と女の感じ方、考え方のちがいをこれほどまでに明確に具体例をあげて教えてくれる格好の本はないと思う。 たとえば女性が「話したくない」といったとき、傷付けられたことを訴えたいだけであって、男は言葉どおりにうけとって黙ってしまいがちになるが、そうではないという。女性は気持ちの共感や同情がほしいだけなのである。 女性は大切にされているという実感をとても大切にするが、その安全基準がどこにあるの