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ブックマーク / ueshin.blog.fc2.com (6)

  • 恋愛本のおすすめ本・名著15冊 | 考えるための書評集

    とある雑誌から恋愛のおすすめ三冊をセレクトするようにたのまれた。 資料をあつめるためにむかし読んだ書評をあらためて読み返した。 どのをセレクトしようかな。 わたしとしては『この人と結婚していいの?』と『なぜ彼は気で恋愛してくれないのか』、『恋愛セラピー』をおしたいのだが、わたしに期待されているのは「評論・新書・哲学」のジャンルらしい。どうしよう。 男と女のすれちがいに悩む人には最高の名著だと思う。男と女の感じ方、考え方のちがいをこれほどまでに明確に具体例をあげて教えてくれる格好のはないと思う。 たとえば女性が「話したくない」といったとき、傷付けられたことを訴えたいだけであって、男は言葉どおりにうけとって黙ってしまいがちになるが、そうではないという。女性は気持ちの共感や同情がほしいだけなのである。 女性は大切にされているという実感をとても大切にするが、その安全基準がどこにあるの

    RanTairyu
    RanTairyu 2011/10/23
  • 『30歳からの成長戦略』 山本真司 | 考えるための書評集

    30歳からの成長戦略―「ほんとうの仕事術」を学ぼう (PHP文庫) 山真司 山真司 すごい。一気に読み終えた。ビジネス・ノウハウやスキルというのは幼稚で読者のレベルを落としたをよく見かけるが、このは哲学、学術レベルにたっしているように感じられた。実用性、戦略性という意味ではこえているかもしれない。 いまのビジネスマンの若手は成長しなければ生きていけないと思いつめてビジネス・スキル書を読みあさるのがブームだそうだが、人気のあるビジネス・スキルを読んでも差別化はできない、学ぶのをやめなさいという。成長戦略を考えろという。競争に勝つためになにが必要なのか、なにを学び、そして大事なことはなにを捨てるのか頭で考えろという。 「そもそもインプット重視の学習法は、すでに標準となった知識を頭に叩き込む方法である。学ぶ対象は、もうすでに世の中にある主流派の考えが中心になる。…世の中で王道として

    RanTairyu
    RanTairyu 2010/02/15
  • 『銭ゲバ』と70年代の貧困 | 考えるための書評集

    ジョージ秋山の70年原作の『銭ゲバ』がドラマ化されたが、よくもここまで怨恨のこもったマンガをテレビドラマにしたものだと思った。貧困のために母を亡くした主人公が金のために殺人もいとわないといったドラマだ。貧困のために人が変わってしまった主人公を描き、貧困や社会に対する批判を真正面からとりあげる。 『蟹工船』ブームや若者の非正規化、ワーキングプアの増加によって、社会情勢はたしかに80年代以降つづいてきた「豊かさ」や「お笑いブーム」の雰囲気でこの時代を捉えることができなくなった。それにしてもあまりにも直球で、まるで時代と国ががらりと変わってしまったことを宣告するかのようなドラマである。松清張の『砂の器』がドラマ化されたとき、時代の認識は戦後のこのような貧困を真正面から捉える用意をもっていただろうか。 『銭ゲバ』は時代のズレをもってうけいれられるのか、それともいまの時代にフィットしたものと捉えら

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    RanTairyu 2009/01/19
  • 『「狂い」のすすめ』 ひろ さちや | 考えるための書評集

    「狂い」のすすめ (集英社新書 377C) ひろ さちや けっこう売れていたり、評価する人がいたので、遅まきながら読む。 ひろさちやは世間の奴隷になっている人を批判するからいい。現代の日人って奴隷度はかなり高いのだが、それをまじめだとか「シカタガナイ」とかいって奴隷街道まっしぐらである。変えようとか抜け出そうとかの前向きな意識がほぼ芽生えない。「いい子ちゃん」でやるしかない人にはひろさちやの批判の言葉は「まじめな生き方」の見方をひっくり返してくれるだろう。 セラピーだと思う。癒しである。狂えだとか人生は無意味、ついでに生きる、生き甲斐は不要、希望を持つな、未来の権利放棄、目的意識を持つな、など「前向き」「まじめ」な生き方の欺瞞や自虐性をみごとにひっぱがしてくれる。希望や生き甲斐が私を責め、私の重荷になり、私を苦しめるのである。そういう「虚構」の重量をすっかりどけてくれるのが、ひろさちやの

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    RanTairyu 2008/09/01
  • 『会社が放り出したい人 1億積んでもほしい人』 堀 紘一 | 考えるための書評集

    会社が放り出したい人 1億積んでもほしい人 (PHP文庫) 堀 紘一 むかし私もビジネス書をよく読んだ。いまの経済はなぜこうなっているのか、どうしてこうなったのか、と歴史的なものを学びたかった。だけど商売や業績、出世に興味のないヘンな読み方であるが。堺屋太一、ドラッカー、日下公人、大前研一、江坂彰、などを読んだ。げんざいの経済の起源や原因を教えてくれるような堺屋太一やドラッカー、大胆な発想をする日下公人、などが好きであった。 堀紘一もそのようなとして読んだ。TVでもよく見かけ、押しのある自信のありそうな声が印象に残っている。かねがね経済やビジネスの変化をつたえるビジネス書は読みたいと思ってきたのだけど、薄っぺらいでも千五百円もしたりして、買うのを控える機会が多かった。 まあ、このは会社人間的発想で生きていれば、二十年三十年後に悲惨な目に会うというビジネスの変化を謳ったである。でもそ

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    RanTairyu 2008/07/22
  • YouTubeでフロイト、ニーチェ、ミシマを見る。 | 考えるための書評集

    YouTubeで知識人の動画を探しましたが、たいがいはムダでした。トルストイの映像は現存するはずですが、見つかりませんでした。スペルのあるを片手に英語フランス語ドイツ語を打ち込みまくりましたが、徒労でした。かろうじて見つかった映像をUPします。みなさん、ほかに見つけましたらぜひ教えてください。ナマの知識人を見たいよ~。 Freud 生フロイトですよ。 Nietzsche Freud Einstein このニーチェは動画なのか。 será nietzsche? 上と同じ映像のニーチェのみの映像。 Yukio Mishima - The Last Speech う~むむむ。。三島由紀夫。 「あの人に会いたい」安部公房(Kobo Abe) ノーベル賞にいちばん近い日人だった。 HEMINGWAY 画像のみです。動画がなぜないのか。 Lenin at Kremilin Presiding レー

    RanTairyu
    RanTairyu 2006/05/19
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