朝日新聞の記事「ウィニーで地図取得容疑 兵庫県警巡査を書類送検へ」と、時事通信の記事「警官が地図データ不正入手=ウィニー使用−著作権法違反容疑で書類送検・福岡県警」によると、ゼンリンの地図データをWinnyでダウンロードし、そのまま公衆送信可能な状態に置いたとして、兵庫県警の巡査を著作権法違反の容疑で福岡県警が書類送検したそうだ。一次放流者以外の立件は初の事例となる。 朝日新聞は、「ウィニーは取得したデータを自動的に他の利用者も取得できるように公開してしまう性質があり、巡査は繰り返しデータを取得するうちに同法が禁じる『送信可能な状態』になっていたとみられる。」と解説した上で、巡査が「意図的に著作権を侵害するつもりはなかった」という趣旨の供述をしていると伝えているが、時事通信は、「巡査はデータをダウンロードすれば自動的に不特定多数が入手できる状態になるウィニーの特性を認識しており、福岡県警は