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ブックマーク / techtarget.itmedia.co.jp (18)

  • 運用管理の「うっかりミス」はどうすればなくせる?

    連載のこれまでの内容を簡単におさらいすると、「システム運用管理とはサービス業である」という考え方を基に、日々の運用管理業務の可視化・平準化を行い、お客様とのヒアリングによってSLAを導入してきました。「ここまで来れば完ぺき!」と言いたいところですが……。 システム運用管理はリスクマネジメント抜きでは語れない システム運用管理に少しでも携わったことがある方なら容易に想像が付くと思いますが、運用管理業務には常に「リスク」が付いて回ります。どんなに理想的な運用メニューを構築したとしても、システム自体にも、運用管理にかかわるさまざまなプロセスの中にも、リスクは潜んでいます。 そもそも、「リスク」って何でしょう? よく耳にする言葉なので何となくイメージはつかめるかと思いますが、ここであらためて説明すると、リスクとは「損害を受ける可能性」のことです。また、リスクを「脆弱性×脅威×影響範囲」という定義

    運用管理の「うっかりミス」はどうすればなくせる?
  • オフィスに眠るExcelデータから新発見? クロス集計を活用する

    Excelのピボットテーブルで手軽にクロス集計・分析を 大量のOffice Excel(以下、Excel)データが企業内で蓄積されたまま眠っていないだろうか? これらのデータをそのままにしておくのは、データ活用の観点から大変もったいないことだといえる。というのも、Excelデータをさまざまな角度から分析すれば、これまで見えなかった新しい傾向などを把握できる可能性があるからだ。 Excelには、データ分析として用意された多数の機能やツールがある。例えば「集計」「検索」「統計」などの関数を組み合わせることで、異なる角度からいろいろな分析が可能だ。例えば複数の質問項目をクロスして表を作成することで相互関係を明らかにする「クロス集計」と呼ばれる手法があるが、実際に関数を組み合わせてクロス集計を行うとかなり手間が掛かる。しかし、Excelには「ピボットテーブル」というクロス集計に特化した強力な機

    オフィスに眠るExcelデータから新発見? クロス集計を活用する
  • 最も利用されているモデリングツール「JUDE」。その理由とは?

    開発者の利便性を追求したツール 2009年10月現在、「JUDE」シリーズの登録ユーザー数は35万人(※)を超えており、世界でも利用者の多いツールの1つだ。永和システムマネジメントの平鍋健児氏(現:チェンジビジョン代表取締役)が「開発者が必要とする機能を持つツールを作ろう」と開発に着手したことがきっかけとなり、当初は「Jude」という名称で公開された。1999年に商品化されて名称が大文字のJUDEに変更された後、チェンジビジョンが開発および販売を継続している。JUDEはその誕生の背景からも分かるように「開発者の利便性を追求したツール」だといえる。 ※ 無償版を含む。チェンジビジョン「JUDEメンバーズ世界分布マップ」より。 JUDEシリーズ製品一覧 製品名 機能 JUDE/Community 無償のUMLモデリングツール JUDE/Professional システム設計支援ツール JUDE

    最も利用されているモデリングツール「JUDE」。その理由とは?
  • セガが取り組んだ「ゲーム開発のプロセス改善策」

    家庭用ゲーム機の劇的な進化がゲーム開発をより困難にしている? 1983年に任天堂の「ファミリーコンピュータ」が登場し、社会現象を巻き起こしてから約26年。家庭用ゲーム機は飛躍的に進化を遂げ、現在の最新機であるソニーの「プレイステーション 3」(以下、PS3)、マイクロソフトの「Xbox 360」などでは、CGを駆使してまるで実写のようなリアルな映像が楽しめるゲームタイトルが次々と生み出されている。 こうした家庭用ゲーム機の進化に伴い、ゲームソフトの開発を手掛けるメーカーにとっては「より高品質なゲームタイトルを、より短納期に開発する」ことが求められるようになった。そのため、その開発プロジェクトも従来とは比べものにならないくらい規模が大きくなった。これが「開発工数とプログラムコード行数の増大によるバグの大量発生」など、さまざまな問題を引き起こしており、ゲーム業界全体の重大な課題となっている。

    セガが取り組んだ「ゲーム開発のプロセス改善策」
  • 「モバゲータウン」のつくりかた − TechTargetジャパン システム開発

    低価格なPCサーバ1000台で1日6億PVをさばく 「モバゲータウン」(以下、モバゲー)といえば、誰しも「中高生に絶大な人気を誇る携帯サイト」という認識ぐらいはあるだろう。ゲーム、ニュースに小説占いなどのコンテンツ、アバター(仮想キャラクター)を装ったSNSコミュニケーション、ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)が運営するショッピングやオークションサイトなどが利用できる、携帯電話向けの総合ポータルサイトだ。 DeNAのポータル事業部 システム部 部長、武部氏 モバゲーは2009年5月現在で会員数1419万人、月間ページビュー(PV)は約183億を誇る。つまり、1日当たり6億PVである。さぞかし大掛かりなシステムを運用しているのだろうと想像してしまうが、意外にそうではない。 DeNAポータル事業部 システム部の部長、武部雄一氏は「モバゲーのシステムは、比較的低価格なPCサーバ機1000

    「モバゲータウン」のつくりかた − TechTargetジャパン システム開発
  • 現場主導型のアプリ構築を可能にする「ビジネスマッシュアップ」

    一般的にマッシュアップというと、インターネット上に公開されている情報やWebサービスAPIなどを組み合わせて「1つのWebサービスや機能のように見せる」ことを指すことが多い。 また、マッシュアップと聞いて連想されるものとしてGoogleマップの地図情報とレストラン情報のデータを組み合わせたり、個人のブログ内に商品検索結果を一緒に表示したりするようなWebサイトを思い浮かべる人が多いだろう。 その一方で、ビジネスの現場においても、マッシュアップは「業務アプリケーションの構築手法」として採用され始めている。しかし、この場合のマッシュアップとは、企業Webサイトの所在地情報の横にグーグルの地図を表示させることではない。 企業向けのマッシュアップとは一体何だろうか? 稿では、企業向けマッシュアップを「ビジネスマッシュアップ」(以下、BM)と称して、一般的なマッシュアップとの違いやその導入メリッ

    現場主導型のアプリ構築を可能にする「ビジネスマッシュアップ」
  • データを意思決定につなげる知的なBIとは

    白状すると、わたしはIT業界に入るのがかなり遅かった。高校ではPCクラブに入っていなかったし、Popular Science誌を購読したこともなければ、Linuxフォーラムに参加したこともない。“リレーショナルデータベース”を“コンピュータの出会い系の基盤”だと思っていたこともある。 そんなわたしでも、われわれ(今ではわたしも業界の一員だと思っている)IT族は、トランザクション自動化と大量のトランザクションデータ収集に関してかなりうまくやってきたように思う。われわれは取引システムとそうしたシステムが収集するデータの運用、修正、監視、そして一般的にはサポートに、相当の時間を費やしている。 これだけのデータに囲まれていれば、誰か(大抵はうっとうしいビジネスユーザー)がわれわれに、データをもっと使えるものにしてほしいと要求するのは理にかなっている。しかし「使えるもの」とはどういうことか? わたし

    データを意思決定につなげる知的なBIとは
  • 「イノベーション」を陳腐な掛け声にしないための5ステップ

    イノベーション。それは事業成功の秘策であり、至る所でIT部門強化の掛け声になっている。しかし今や「ほとんど意味のない陳腐なフレーズに成り果てた」と、米Forrester ResearchのITマネジメントの権威であるボビー・キャメロン氏は言う。 キャメロン氏の言うことはもっともだ。「information technology innovation」をGoogle検索してみると、9万1000件以上のヒットがある。「IT business innovation」では3万700件のヒット。ITイベントをのぞいてみれば、全米各地であらゆるたぐいの権威者が、自分の会社の革新に貢献すべしと説いている。 CIOたちが欲しているのはイノベーションであって、単なる「IT対応」というバリエーションではないとForresterの報告書は述べている。米IBMが2007年に170人のCIOを対象に実施した調査では

    「イノベーション」を陳腐な掛け声にしないための5ステップ
  • 無線セキュリティ──WEP暗号化の仕組み ― TechTargetジャパン

    不十分なセキュリティ対策が原因で大手小売企業において発生した有名なデータ流出事件がある。広く報じられたこの事件をきっかけに、セキュリティプロトコルの選択肢が注目されるようになってきている。今回は2回シリーズの第1回としてWEP(Wired Equivalent Privacy)について説明し、次回ではWPA(Wireless Protected Access)とWPA2について説明する。 この事件に関するメディアの報道によると、ハッカーは店舗内のIEEE 802.11信号を傍受できた。彼らは公開されているソフトウェアと一般的なノートPCを使い、このネットワークで利用されていた暗号を破ってパスワードとクレジットカード情報を記録することに成功した。 ハッカーは、WEP暗号が簡単に解読されてしまうことが何年も前から知られていたにもかかわらず、この小売業者がWEPを使い続けていたことにつけ込んだ。

    無線セキュリティ──WEP暗号化の仕組み ― TechTargetジャパン
  • DB2が「XMLDBかRDBか?」の迷いからユーザーを解放

    新規事業の立ち上げにXMLDBを採用 XMLのデータをそのままのデータ構造で格納できるXMLデータベース(DB)は、スキーマに縛られにくい「柔らかいDB」として2000年ごろから注目されてきた。しかし、依然として非構造データを取り扱う文書管理システムなど、リレーショナルデータベース(RDB)が不得意とする一部の領域でしか普及していない。RDBの牙城が堅固なことに加え、XMLDB製品にも拡張性や機能の面で未成熟な部分があったからだ。 とはいえこの数年間で、XMLは標準的なデータ・文書形式としての地位を揺るぎないものにしつつある。「XMLDBRDBか」といった単純な二者択一ではなく、もっと手軽にXMLの便利さをシステムに取り込めないものか。それを実践したのが、ネットプライスである。 ネットプライスは、インターネットを活用したコンシューマー向けの共同購入サービス、とりわけギャザリング分野(20

    DB2が「XMLDBかRDBか?」の迷いからユーザーを解放
  • 多くの企業でアクセス管理に問題──調査で明らかに

    専門家やITセキュリティのプロによると、組織内部の脅威によるデータ漏えいは、適切なアクセスガバナンスによって最小限に抑えることができるという。しかし、最近の調査によれば、このアドバイスに耳を傾けない経営トップが多いようだ。 Ponemon Instituteの創業者であるラリー・ポネモン氏は、「多くの企業ではアクセス権限がきちんと管理されておらず、アクセスガバナンスプランを実施するのに非常に苦労しているようだ」と指摘する。 Ponemonおよびアクセス管理ベンダーのAveksaは最近、700人のIT専門家を対象に調査を行ったところ、回答者の74%が、不適切なユーザーアクセスがもたらすリスクやコンプライアンス、ビジネスリスクを防止するのに必要なリソースを経営トップが理解していないと答えた。 この「2008 National Survey on Access Governance」と題された調

    多くの企業でアクセス管理に問題──調査で明らかに
  • 「前回正常起動時の構成」を使ってWindows XPを復元する方法

    Windowsを扱っていて特にイライラするのは、設定の変更を間違えるとOSが完全に使えなくなることだ。幸い、変更の内容によっては、それほど苦労せずにWindowsを機能する状態に戻せることもある。この記事では、各種の設定問題から復元する手段を幾つか紹介する。 破壊的な設定変更から復旧させるためにまず勧めたいのは、「前回正常起動時の構成」機能を使うことだ。この基となっているコンセプトとして、Windowsは起動に成功すると、現在の設定を“正常”なものとして記録する。破壊的な設定変更が起きてWindowsが起動しなくなった場合でも、システムは“正常”と呼ばれる設定の記録を保持している。起動メニューには、この設定を使ってWindowsを起動し、既知の正常な設定を復元できるオプションがある。 「前回正常起動時の構成」を使うには、PCの電源を入れ、Windowsのブートメニュー(Windows拡張

    「前回正常起動時の構成」を使ってWindows XPを復元する方法
  • 無線LANの管理性を高める802.11kと802.11v

    新しいIEEE規格の802.11kと802.11vは、無線LANの管理性向上を目的としている。いずれも2002年から標準化が進められている。 IEEE 802.11kでは、アクセスポイント(AP)やノートPCといった無線コンポーネントによって作られる無線周波数環境の測定情報が規定されている。また、コンポーネントがこの測定情報を交換する方法も定められている。この規格は現在、承認投票が実施されており、2008年3月初めに正式に承認される見通しだ。 IEEE 802.11vでは802.11kで規定される測定情報を無線環境の管理に利用する方法が規定されている。無線LANの信頼性、スループット、サービス品質の向上につなげる狙いだ。802.11v委員会は追加機能の検討を続けている。802.11vは2009年に正式承認される見通しだ。 無線ネットの普及で電波干渉が問題に 無線ネットワークの幅広い普及を背

    無線LANの管理性を高める802.11kと802.11v
  • mixiの生みの親“バタラ氏”が語るMySQLの意外な利用法 - TechTargetジャパン

    日記だけで4億件のデータ ミクシィが運営するSNS「mixi」は、2007年7月末段階でユーザー数が1110万人。人が12人集まれば、1人はmixiユーザーというわけだ。ユーザーのアクティブ率(ログイン間隔が3日以内)は約62%と高く、2007年4月から6月の月間平均ページビューは117.5億に達した。日記だけでも4億件以上に上るなど、蓄積するデータ量も莫大。2004年3月のサービス開始から、わずか3年半で現在の巨大コミュニティーへと発展したのだ。 ミクシィは、「LAMP(OSのLinux、WebサーバのApache、DBMSのMySQL、開発言語のPerlPHPPython)」と呼ばれるWebシステム向けの標準的なオープンソースソフトウェア(以下、OSS)でシステムを自社開発し、安価なPCサーバを1000台以上連ねる超分散構成でmixiのサービスを支えている(広告配信など周辺機能では

    mixiの生みの親“バタラ氏”が語るMySQLの意外な利用法 - TechTargetジャパン
  • 【Q&A】プロジェクト計画作成のポイント

    わたしは、「計画するのは行動しないのと同じ」と考えることがある。少なくとも、計画するために活動を停止する場合はそうだと思う。行動しながら計画する方がわたしの好みだ。実際に動いてみて、進行を評価し、調整する。そしてしばらく動いて、また評価と調整を行い、プロジェクトが完了するまでこのプロセスを繰り返すわけだ。 このアプローチでは心配だろうか。身をもって知っているが、このアプローチは多くのマネジャーを心配させる。彼らはプロジェクト計画を頻繁に確認したがる。計画の大部分が作成者の想像に基づいているとしてもだ。どういうわけか、立ち上げから完了までのすべての道のりを示すプロジェクト計画さえ見れば、彼らはすっかり安心してしまう。わたしは違う。長いスパンの計画を見ると頭に浮かぶのは、期日が先であるほど、期日に遅れてしまう可能性が大きくなるということだ。砂漠のかなたにそびえる山に行き着くには、時間がかかるの

    【Q&A】プロジェクト計画作成のポイント
  • プロジェクト管理は専用ツールを使うのが鉄則

    プロジェクトの計画立案、スケジューリング、管理――。プロジェクトマネジャーは、MicrosoftのOffice Projectのようなプロジェクト管理ツールを使ってこれらのプロセスを進めるべきか。それとも、ExcelやWordで管理すれば十分か。プロジェクトマネジャーはプロジェクト管理ツールを使わなくても、スケジュール通りに予算内でプロジェクトを完了させることができるか。 われわれは仕事の中で、顧客からよくこうした質問を受ける。だが結局、これらは的外れな質問だ。プロジェクトマネジャーがプロジェクト管理専用のツールを使わない場合、それは彼らがしかるべき教育と訓練を受けていない証拠なのだ。 ツールなくしてプロジェクト管理なし WordやExcelを使ってプロジェクト管理を行うと、間違いなくビジネス全体に悪影響がある。例えば、リソースの利用可能量やプロジェクトの状態、プロジェクトポートフォリオ全

    プロジェクト管理は専用ツールを使うのが鉄則
  • 問題解決に役立つ専門家仲間のネットワーク

    ITに真理はあるのだろうか。真理というのはつまり、それが必ず正しいと言える手法、プロセス、技術ということだが、そういうものは存在するのだろうか。ポートフォリオ管理導入のための最善の方策について助言を求められた時以来、わたしはそのことについてずっと考えてきた。アドバイスした後に、わたしの見方はわたしの見方でしかないと悟った。ポートフォリオ管理に対するわたしのアプローチは、状況によって異なる。これはITに関する自分の行動の多くに言えることだ。変更管理を実施する正しいやり方は1つしかないのだろうか。ソフト開発やプロジェクト管理はどうだろう。 ITにおける唯一の真理は多分、われわれは不確かな漠然とした環境でそれを運営しているということだろう。では実績をどうやって測ればいいのか。自分の手法やツールが最新のものなのか、それとも重大な欠陥があるのかは、どうやって判断すればいいのだろう。 ネットワークを築

    問題解決に役立つ専門家仲間のネットワーク
  • プロジェクト管理にはメールではなくRSSを

    IT担当者なら、メールが日々の業務の大きな部分を占めていることだろう。メール管理でも、日常のコミュニケーションでも、プロジェクト管理でも、メールは欠かせない技術となっている。 だが、メールはプロジェクト管理には向かない。メンバーが数人以上のプロジェクトの管理にメールを使ったことのある人なら、お分かりのはずだ。例えば、12人のメンバーがメーリングリストに参加していると、2人のメンバー間でやり取りされているメールのコピーを、ほかの10人が逐一受け取るハメになる、といった状況に陥ったことがあるだろう。 メールは2~3人で何かをするには非常に便利だが、5人以上でコラボレーションする手段としては、ろくなものではない。だが残念ながら、人々は手持ちのツールを使う傾向がある。メールを無理やりコラボレーション用のアプリケーションとして機能させるのだ。もともとメールには、そうした用途はまったく想定されていなか

    プロジェクト管理にはメールではなくRSSを
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