「最高軍事評議会危険に直面」と題するアラビ語紙論説 2011年07月13日 21:37 エジプト 先週金曜日位から、エジプトの抗議運動の矛先が、これまでは殆ど批判しなかった最高軍事評議会批判に向かい、その議長タンタウィの退陣を求める動きになってきたことは何度も書いてきました。 この問題について、12日付のal qods al arabi net は表記の題の下で、抗議運動者の要求は正当で、軍事評議会はこれまで改革を迅速にも真剣にも行って来なかったと論じています。 この要点は以下の通りで、問題点については、確かに論説の指摘する通りであろうと思います。 但し、問題はそもそも最高軍事評議会とは名前の示す通り、軍が国を統治していると言うことで、ムバラクと言う独裁者を排除したとはいえ、図体の方は依然としてナセル時代以来の旧態依然とした軍政であり、その旧態に革新的的改革を期待する方が、可笑しいのではな