12月7日、メキシコ当局は、リビアの元最高指導者カダフィ大佐の三男サーディ氏(写真)の密入国計画を未然に防ぎ、事件に関与した4人を逮捕した。写真は2010年、リビアの首都トリポリで撮影(2011年 ロイター/Ismail Zetouny) [メキシコ市 7日 ロイター] メキシコ当局は7日、リビアの元最高指導者カダフィ大佐の三男サーディ氏が偽名で同国に密入国しようとした計画を未然に防ぎ、事件に関与した4人を逮捕したと発表した。 それによると、当局は先月、偽造文書などを使ってサーディ氏とその家族をメキシコに入国させようとした疑いで、カナダ人の女とオランダ人の男、2人のメキシコ人を逮捕したという。同氏は現在、西アフリカのニジェールに逃れている。 ポイレ内務相によると、メキシコ当局は9月にサーディ氏らの密入国計画を入手。犯罪ネットワークは、同氏と家族を西部の観光地プエルトバヤルタ近郊に定住させる