8月13日、シリア反体制派の連合組織「シリア国民評議会(SNC)」のシダ議長は、ヨルダンなどとの国境付近で、飛行禁止空域と外国部隊が警備する安全区域の設定を求めた。写真は7月、アブダビで撮影(2012年 ロイター/Ben Job) [アレッポ(シリア) 13日 ロイター] シリア反体制派の連合組織「シリア国民評議会(SNC)」のシダ議長は12日、ヨルダンなどとの国境付近で、飛行禁止空域と外国部隊が警備する安全区域の設定を求めた。 シダ議長はロイターの電話取材に対し、「(政府軍から)解放されている地域はある」とする一方で、軍の空爆や砲撃により市民が殺害されていると指摘。飛行禁止空域がないことによって、反体制派の攻撃が妨げられていることを米国は理解していると述べ、ヨルダンやトルコとの国境付近に飛行禁止空域と外国部隊が警備する安全区域を設けることが必要不可欠だと語った。