11月17日、イスラエル内閣は、軍が動員できる予備役兵の数を最大7万5000人に引き上げることを16日夜に承認した。写真は15日、テルアビブで記者会見を行うネタニヤフ首相(2012年 ロイター) [ガザ/エルサレム 17日 ロイター] イスラエル内閣は16日夜、軍が動員できる予備役兵の数を最大7万5000人に引き上げることを承認した。イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻に向けて、準備を整えているとみられる。 イスラエルの政府筋は、内閣が予備役招集の数をこれまでの2倍以上となる7万5000人に引き上げたと述べた。ただ、必ずしも全員が動員されることは意味しないという。軍によると、既に招集された予備役兵は1万6000人。ガザとの境界付近にはイスラエル軍の戦車などが配備されている。 イスラエルとパレスチナの衝突は16日も続き、イスラエルによると、同国が首都とする