遠隔授業 離島の不利補う…北海道 : 教育 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
北海道・礼文（れぶん）島にある道立礼文高校の生徒たちが、テレビ会議システムを利用し、札幌や釧路などにいる教員から授業を受けている。 離島や山間部に多い小規模高校は教員数が少なく、科目によっては専門外の教員が教えなければならない。遠隔授業がこうした課題を解消するとして、関係者の注目を集めている。 「１、２、３の三つの数字を使った４けたの奇数は何通りできるか。同じ数字を何度使ってもよい」。５月２０日、２年の数学の授業。テレビ画面から、約３００キロ離れた倶知安（くっちゃん）高校（倶知安町）の信田（のぶた）匡哉（まさや）教諭（３４）が礼文高の７人に問いかけた。和田佑貴（ひろき）さん（１６）が「５４通り」と答えると、信田教諭はうなずき、黒板に数式を書いて説明を始めた。 和田さんは「映像が鮮明で、声もよく聞こえる。いろいろな先生の授業を受けられるのがいい」と話した。 この遠隔授業は、北海道教委が文部科
教員不足でネット使った遠隔授業を検討 NHKニュース
少子化や過疎化で教員が不足する学校が出てきていることから、インターネットを通じた遠隔授業の導入に向けて、文部科学省が検討を始めました。 検討が始まったのは高校での遠隔授業の導入で、４日開かれた会議には高校の校長や大学教授など９人の委員が出席しました。 現在、全日制と定時制の高校では、インターネットなどを使った遠隔授業は原則として認められていませんが、少子化や過疎化の影響で教員が不足している地域では、免許のない教科を教えたり、理系の科目を開設できなかったりする学校が出てきています。 委員からは「専門性の高い教育を受けたいという生徒の希望に応えることが必要だ」として、遠隔授業の導入に前向きな意見が相次ぎました。 一方で課題も指摘され、遠隔教育の研究校に指定されている北海道の高校の校長は「書道の授業を遠隔で行っているが、教員と生徒が対面で行うのと同じ効果があるのかは未知数だ」と述べました。 また
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