男性の正規社員率78.9%、女性は42.3%就労関連の話では多々スポットライトがあてられる非正規社員。現状では働き人のうちどれ位の割合が非正規社員なのだろうか。厚生労働省の定点観測的調査の一つ「国民生活基礎調査の概況」を基に確認をしていく。 今件では役員以外の働き人(雇われている人。自営業者や家族従業者、内職者などは含まれない)における、「正規社員・職員」と「非正規社員・職員」の比率を算出したものを確認していく。両者の定義としては「正規社員…正社員。一般社員」「非正規社員…パート・アルバイト、労働者派遣事業所の派遣社員、契約社員・嘱託など」となる。 次に示すのは男女別々の、正規社員と非正規社員の比率。性別で雇用様式・環境が大きく異なるので、あえて別途で計算している。 ↑ 15歳以上の役員以外雇用者の正規・非正規構成比率(「勤め先での呼称不詳」含まず)(2013年)(男性)↑ 15歳以上の役