[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツ経済研究所(DIW)は16日、同国の2016年の経済成長率は、移民や難民の流入がなかった場合に比べ、0.25%ポイント程度押し上げられるとの見方を示した。 独政府は今年流入する移民を80万人と予想している。欧州最大の経済国であり、手厚い福祉制度や難民に比較的寛大な法制度を備えていることが、ドイツを目指す理由となっている。 DIWのエコノミスト、フェルディナンド・フィヒトナー氏はロイターに対し、移民の収容施設や教育・定住にかかる費用によって公的支出が拡大し、国内総生産(GDP)の「政府消費」の部分を押し上げると説明した。
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